阿里山・祝山展望台からの神々しい日の出(台湾)
先日、ユーラシア旅行社の「台湾鉄道旅情、ぐるり一周の旅 9日間」のツアーより帰国致しました。
新幹線やローカル線など、4回の鉄道を利用して台湾を一周するこのツアー。九州ほどの広さですが、活気あふれる街や風光明媚な景色、美味しい中華料理など、台湾の奥深さを感じる旅となりました。その中で最も印象に残っているのは中部・阿里山にある祝山展望台からの日の出です。
阿里山といえば有名な森林鉄道。2008年の台風で運休が続いていましたが、昨年、嘉儀から途中駅の奮起湖まで復旧。山を3回転しながら登って行くループ線も体感できます。その鉄道とバスを乗り継いで到着した阿里山は、霧に包まれて東京よりも寒く感じられました。大木がある神秘的な森の散策を終え、夕食の暖かいスープで温まった後、明朝の天気を気にしながら早めに就寝します。
翌朝の起床は4:30。もちろん真っ暗ですが、昨晩は無かった星が瞬き日の出に期待が膨らみます。しかし、なんといっても寒い。駅の温度計はなんと0度。それでもどこに泊まっていたのかと思うほど大勢の観光客が日の出を見るための列車に乗車しました。祝山駅へ到着し隣接する展望台へ。東の視界が開け、東アジア最高峰、日本統治時代には新高山と呼ばれた玉山(3952M)の頂きも確認できます。寒いので売店も早朝から暖かいものを求めるお客様で大盛況。 白い息を吐きながらその瞬間を待っていると、周辺の山に光があたりだんだん明るくなっていきます。 午前7時2分。玉山のピークの脇から周囲の大歓声声と共に眩しい太陽が顔をだしました。展望台と玉山が高地にあるため、丸い太陽が昇るというよりは、既に光を増した太陽に照らしだされる感覚です。 前日まで曇りや霧が続いていたせいか、久々に見た朝日はとてもすがすがしく、暖かな日差しがありがたく感じられます。日の出を見に来た多くの観光客も満足そうな顔をして、それぞれの朝を迎えていました。(加藤)
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