2015年4月 9日 (木)

来世への祈りの数?1000以上の仏塔が建つミャンマーのインディン遺跡

Photo

先日、「全日本空輸直行便で行く ミャンマーハイライト8日間」より帰国致しました。浮草でできた水上畑を見ることができるインレー湖、アジア三大仏教聖地であるバガン遺跡、落ちそうで落ちない岩で有名なチャイティーヨパゴダなど、ミャンマーの主要な観光地をコンパクトな日程でご案内する人気のツアーです。訪れた3月中旬は乾季の終わりで、過ごしやすい気候が続き、8日間毎日雲一つない晴天に恵まれました。今回のツアーで特に印象の深かったのが、1000以上の仏塔が建つインディン遺跡です。
インディン遺跡はミャンマーで2番目に大きいインレー湖のほとりに位置し、船着き場からボートで約50分ほど乗って向かいます。そこにはなんと1054基の仏塔があると言われていますが、その数は毎年増え続けているそう。
船着き場に到着後、緩やかな階段となっている屋根付きの参道を歩きます。途中、参道を少し横にでると、今にも崩れそうな、木に浸食されている仏塔があり、それはまるでカンボジアのアンコールワット遺跡群タ・プロームのよう。更に歩を進めると、金色にコーティングされた新しい仏塔も次々に現れ、思わず目を奪われてしまいました。
船着き場から寄り道をしながら参道を歩いて40分。少し高くなった所に寺院が見えてきます。靴を脱いで寺院に入ると、参拝に来た地元の人たちが仲良くお茶を飲んでいました。そして、寺院の奥の出口を通り外に出ると、いよいよメインの仏塔群。隙間なく建つ、そのおびただしい数に圧倒され思わず息を飲みました。

Photo_2

どうしてこれだけの数の仏塔が建てられたのか?実は、この数え切れないほどの仏塔は全てミャンマーの敬虔な仏教徒の寄進によって建てられたのです。信徒は来世で幸せになるために、得度式(僧侶になる際の出家の儀式)を行ったり、僧院を建てたり、寄付をしたり、人々に親切にしたりすることで日々功徳を積んでいますが、その中でも仏塔を建てることは何にも勝る功徳とされています。そして信徒はその功徳を自分の来世のためだけのものにするのではなく、自分以外の家族や友人にも分け与えるそう。そんな人々の幸せへの祈りが詰まった仏塔群を見て、ミャンマーの人々の優しい微笑みがふと頭に浮かび、幸せな気持ちになりました。(長田)

|

ユーラシア旅行社のアジア情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。