2015年4月15日 (水)

のんびり優雅に!たまには沿岸急行船の旅なんていかが?(ノルウェー)

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先日、ユーラシア旅行社で行く「世界で最も美しい航路に5連泊!ノルウェーフィヨルド・クルーズとオーロラ紀行」の添乗より帰国致しました。ノルウェーと聞いて、誰もが思い浮かべるのが、氷河が削り取った荒々しい断崖や、複雑に入り込んだフィヨルドではないでしょうか。

今回、私たちが乗船した沿岸急行船は、まさにこのような沿岸地域に住む人々と深く関係しています。19世紀後半まで分断され孤立していたノルウェー西海岸沿岸の村々。そこに安心安全な交通手段と交易ルートを築こうと立ち上がったのが、この沿岸急行船フッティルーテンです。1893年に運航が始まり、120年以上経った現在もなお、地元の人々の生活には欠かせない存在であり、また雄大なフィヨルドの絶景が続くことから「世界一美しい航路」として世界中の観光客を惹きつけて止みません。〝クルーズ〟と聞くと、少し敷居の高いものと思いがちですが、元々、地元の人々の足であった沿岸急行船は一味もふた味も違います!

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私たちの5泊6日の船旅は、ロシアとの北の国境、キルケネスからスタートし、南下すること2400㎞、最後は世界遺産のある南のベルゲンで下船。途中、北極圏を通過して、32の港町に寄港します。寄港する町々は、人口僅か数千人という小さな漁村から、トロンハイムなど約17万人の人口を有する大都市まで様々です。寄港時間が30分もあれば下船し、町を散策することも可能。多くの港は町の中心に面しているので、メインストリートを歩き、教会を覗いてみたり、スーパーに入って北極圏限定ものを探したりと、地元の人々の生活を垣間見ることができるのもこのクルーズの良い所。また、美しいパウダースノーにも大いに感動してしまいました!手に乗せても冷たくないし、溶けることなく、風にのって飛んでいった雪。深々と降る雪に温かい明りの灯る可愛らしい家々、そして温暖なメキシコ湾流のお蔭で、気温は氷点下にならずとも、天気が良い日にはオーロラも出現するのです!こんなロマンチックな冬なら、ちょっとの不便を感じてもここに住んでもいいかも・・・なんて思ったり。

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そして、旅の一番の思い出は、クルーズ船トロルフィヨルド号の船員たちの温かい〝おもてなし〟。朝食、昼食のビュッフェに並ぶのは、寄港した町で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類にトナカイの肉などの郷土料理、そしてノルウェーの森でふんだんに採れるベリーを使ったデザートなど。窓から素晴らしい景色を眺めながら頂く食事は本当に贅沢!夕食時の本日のメニューの表示の下に、ちょこっと書き加えられた薀蓄も個人的には楽しみでした。また船内には〝世界一美しい航路〟ならではの絶景を楽しめる工夫もいっぱい。中でもお勧めはサンデッキのジャグジー。雪を被った山々を眺めつつ、時には北極圏のパウダースノーが舞う中で、ビール片手にジャグジーに浸かれば一生の思い出になること間違いなし!またガラス張りのビューラウンジもあります。まるで船の突端にいるかのような大迫力の景色をソファーに座ってのんびり堪能。ゆるりと流れる時間の中で、仲間と談話したり、読書したり、コツコツ編み物をしたり、空想に耽ったり、昼寝したって注意される心配はありません。きっと素敵な夢が見られるだろうな~。大型のクルーズ船とは違い、代わる代わる催し物がある訳ではないですが、〝絶景の航路〟こそ、それにも負けない一番の魅力です。お気に入りの場所を見つけて、思い思いの時間を過ごす、それが究極の贅沢であり、沿岸急行船の醍醐味です。(三橋)

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