金色に染まる秋のアロータウン(ニュージーランド)
先日、ユーラシア旅行社の「ニュージーランド周遊とパノラマ鉄道の旅 13日間」の添乗より帰国致しました。ニュージーランドというと、花々が咲き乱れている春の季節を想像される方が多いかもしれません。しかし、秋のニュージーランドも負けていません!秋には木々が黄葉し、まさに金色に染まった景色を堪能することができました。
今回はニュージーランド国内でも黄葉の名所として有名なアロータウンを訪れました。丁度オータムフェスティバルという地元のお祭りが開催中だったこともあり、私たちだけでなく、海外からの観光客も多数訪れていました。アロータウンは1862年からゴールドラッシュで栄えた街です。この付近で金塊が見つかり、街中を流れるアロー川が世界有数の埋蔵量だと分かった為、一攫千金を夢見て各地から人々がやってきて、街は大変賑わったといわれています。オータムフェスティバルが始まったのは今から30年前の1985年。祭は地元の人々によって運営され、開催期間中の10日間の間に様々なイベントが催され、地元の人々はもちろん、近郊の街から訪れる人もいるそうです。
メインストリートのバッキンガム通りは、ゆっくり歩いても10分もあれば通り抜けてしまえるくらいの長さですが、ゴールドラッシュに沸いた当時の面影を残した街並みが可愛らしく、見ているだけでも楽しめます。バッキンガム通りを抜け、アロー川の方へと降りていくと、目の前は黄色一色に埋め尽くされます。川沿いは並木道ができており、そこを歩くと別世界にやってきたかのような錯覚にとらえられます。陽の光を浴びてキラキラと光っているように見えるため、黄色というより金色に近く、眩しくも感じます。まだ人も少ない時間帯に、朝の澄み切った空気の中、金色の世界を独り占めでき、とても贅沢な時間を過ごせました。(市川)
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