五島列島で教会巡り(長崎県)
先日、五島列島の添乗に行ってまいりました。14の教会を巡り、島の美味しいご飯を堪能して、五島列島に滞在した4日間はあっという間に過ぎていきました。
14も教会を巡るとどれがどれだかわからなくなってしまいそうですが、五島列島の教会はそれぞれに特徴がありました。長崎県を中心に多くの教会建築を手がけた人物に鉄川与助さんがいらっしゃいますが、彼は似たような教会を作ることはなく、次はどんな教会を作ろうかといつでも考えを巡らせていたようです。ちなみに私のお気に入りは奈留島にある江上天主堂。こちらも鉄川与助さんの作品です。木々に囲まれてひっそりと佇み、白い壁に水色の窓枠がとてもかわいい教会でした。
西洋の教会とは違い、内装として五島のシンボルである椿の花が描かれていたり、教会内部にお座敷があったりと日本ならではの仕様が多数。温かみがあって、中に入って腰かけていると心が穏やかになる、そんな教会が多かったように思います。
来年には世界遺産候補に推薦予定の五島列島。明治日本の産業革命遺産といい、九州は話題が尽きません。どちらも世界の遺産として認められることを心より祈ります。 (佐藤)
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