2015年6月 2日 (火)

食べられる国宝?マンガリッツァ豚の魅力!(ハンガリー)

マンガリッツァ豚

先日、ユーラシア旅行社の「ハンガリー世界遺産物語11日間」より帰国しました。ハンガリーの9箇所の世界遺産全てを訪れるこのツアー。世界遺産も大変魅力的でしたが、私を魅了したのはハンガリー料理でした。その中でも、私の舌を唸らせたのは「食べられる国宝」と言われるマンガリッツァ豚のサラミです。

2004年に国会によって国宝に認定されたマンガリッツァ豚は、19世紀前半に誕生した固有種で、ドナウ川周辺に広がる大平原で育ちます。容姿は毛むくじゃらで一見、羊のようにも見えることから「ウーリーピッグ」という愛称で呼ばれることもあります。
一年中広々としたところで、新鮮な空気を吸いながら自由に動き回り、カボチャ、テンサイ、どんぐりなどの自然食品のみを餌として成長し、ストレスなく伸び伸びと育てられます。肉質は脂肪分が多く、綺麗な霜降り。口どけが良く、後味もさっぱりとしているのが特徴です。

以前は、脂よりも赤身が重宝され、肉が多く取れる大量飼育が容易な種が普及し、マンガリッツァ豚の数が急激に減少、絶滅寸前の状態に陥ってしまいました。現在では保護、飼育管理制度が制定されています。

誰も食べなかった時期に絶滅の危機に瀕したマンガリッツァ豚は、食べる人がいるからこそ飼育が盛んになってきました。是非とも、食べ続けて頂きたい国宝で、日本でも気軽に食べられる日が来るのを望むばかりです。(瀬戸)

ユーラシア旅行社で行く、ハンガリツアーの魅力

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