2015年6月23日 (火)

ハルビン、中央大街を抜け、松花江を眺める(中国)

先日、中国のツアーより帰国致しました。大連、瀋陽、長春、ハルビン、旅順という旧満州国の主要な都市を巡り、日本人の辿った歴史に思いを馳せる…。終戦70周年記念のツアーということもあり、皆様それぞれにテーマを持たれてご参加された方が多くいらっしゃいました。

私が一番印象に残ったのは昼下がりの午後、ハルビンの中央大街を抜けた先にある松花江でした。その日はハルビン市内で、昔の教会だったところや、かつてのロシア人街や自由市があったところなどひとしきり観光し、中央大街の南の入り口のところでバスを下りました。通りの南端から北端まで抜けてスターリン公園まで歩くと大体30分くらい。中央大街は昔、キタイスカヤと呼ばれる中国人の集まる通りでしたが、今ではすっかり現代風のおしゃれなハイブランドショップの集まる通りになっています。ただ、建築物は昔のままに保存され、当時流行したアールヌーボーやアールデコ、中華バロック様式の建物が次々と見え、まるでヨーロッパにいるような気分にさせられます。

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真っ直ぐ続く石畳の通りを歩くと視界が開け、一本の塔が見えてきたらそこはスターリン公園。塔を横切り、そのまま進めば、目の前に悠々と流れる松花江が見えてきます。右手にはシベリア鉄道が通る大橋があり、タイミングよくロシアに向けて走っていく列車も見ることができました。

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かつて満州国の中心を流れ、交通、物流の中心となった松花江はなくてはならないまさに満州国の動脈。当時この地で過ごした日本人も、こんな風に松花江のおおらかな流れを眺め、穏やかで落ち着いた気持ちにさせられていたのでしょうか。盛り沢山の観光でハルビンを吸収しつくし、気持ちが高ぶっていた私を、松花江の流れはふと落ち着かせてくれました。(長田)

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