2015年6月19日 (金)

スロヴェニアの鍾乳洞と、クロアチア、ダルマチア地方の街々

この二カ国、近年非常に注目度の高い地域で、海、森、湖、鍾乳洞、街と、あらゆる魅力に満ち溢れていました。
ここでご紹介したいのはまず、鍾乳洞。
スロヴェニアにはたくさんの鍾乳洞があります。なかでもヨーロッパでも最大級と言われるポストイナ鍾乳洞は有名です。今回のツアーでももちろん訪れました。ですが、今回注目したいのはもう一つの鍾乳洞です。その名も、シュコツィヤン鍾乳洞。
より大きく、有名なのはポストイナ鍾乳洞ですが、実は世界遺産に登録されているのはシュコツィヤン鍾乳洞。今回の日程では一日に二つの鍾乳洞を探検してきました。
その二つの鍾乳洞って、何か違うの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
全く違います。
なぜポストイナではなく、シュコツィヤンが世界遺産に登録されているのか?
残念ながら内部では写真は禁止の為、実際に行ってみて頂くしかないのですが、まず、シュコツィヤン鍾乳洞、入ってしばらくの間は「沈黙の洞窟」と呼ばれるエリアを進んでゆきます。
何百年もかけて形成された石筍、石柱、つらら石の見事なのは、他の鍾乳洞と変わりありません。「沈黙の洞窟」の奥、先へ進むと「せせらぎの洞窟」に出ます。
ごおおお、と洞窟の奥から響いてくる音で、沈黙は終わったのだとわかります。
そこから先は、見たこともない、巨大な地下渓谷の広がる世界!
真っ暗な中、ぼんやりと暗めのランプを辿って、峡谷の淵の細い道を歩いてゆきます。深さ200m以上、長さ6㎞以上という、巨大な渓谷の底では、水の流れる音が響いています。かつて調査隊が進み、築いた道。坂道や階段を歩き続けた疲れも忘れ、ただただ夢中で先へと進み続けました。川を渡すツェルケヴェニコヴィムの吊り橋は最下層から45mもの高さの場所に位置しています。この橋を渡る瞬間の、冒険心を掻き立てられ、わくわくがとまらない、なんとも楽しい瞬間。この巨大な地下渓谷を初めて見つけ、中に入っていった人は、どんな気持ちだったでしょうか。シュコツィヤンが世界遺産に登録されたのは、他に類を見ない、この巨大な地下渓谷の存在があったからなのです。洞窟の出口(かつては入口だったのですが)からは眩しく太陽の光が入ってきます。世界にはたくさん鍾乳洞がありますが、この鍾乳洞は、一見の価値があるなと思いました。鍾乳洞好きの方には是非訪れてみてほしい場所です。
さて、鍾乳洞以外にも魅力の多いこの二カ国。内陸部と沿岸部とでまったく雰囲気も違い、とにかくバラエティに溢れています。内陸部ではおとぎの国のような素敵な教会のあるブレッドや、鍾乳洞、そしてカルスト地形が生んだ絶景のプリトヴィツェ国立公園、等々、空気もまだ少し冷たい緑の多い地域を回ります。プリトヴィツェ国立公園を出て、南へ沿岸部に向けて走り、スヴェティロクトンネルというクロアチアで二番目に長いトンネルをぬけると、クロアチア沿岸部のダルマチア地方に出ました。
山を抜けるこのトンネルを出ると、気温が一気に上昇してゆきます。12℃前後だったのに、一気に20℃近くまで。ダルマチア地方にやってきた!という実感がわかりやすく得られます。
そして、見えてくるのは海です。アドリア海と空の青、そして、赤い屋根に彩られた町並。内陸部とは全く違った風景が私たちを楽しませてくれました。

ユーラシア旅行社で行くクロアチア、ドブロヴニクの街並み

街歩きもとても楽しいもので、今回まず訪れたのはザダルという小さな町だったのですが、ザダルには面白いものがあります。
シーオルガンというものを、ご存知でしょうか?
街に到着し、旧市街の入口の近くでバスを下り、ガイドさんに導かれてプロムナードの方へ歩いていくと、ぼわん、ぼわんとなにやら不思議な音が聞こえてきます。
一見、なんの変哲もないプロムナード。でも、近づけば近ずくほどに音は大きくなっていきます。海に向かう段差の近くまで行くと、ようやくその正体がわかりました。階段の手前にはたくさんの穴ぼこがあり、階段それぞれの段差にもたくさんの穴があります。階段の中につくられた通気口に波が当たることによって音が出る仕組みになっているのです。人の造った仕組みで、風と波が作り出す音楽。手前を船が通ると音が高くなると、ガイドさんが説明してくれました。自然の奏でる音なのに、メロディがあるような気がしてとても不思議。沿岸部の町ならではの、本当に魅力的な楽器でした。
他にも沿岸部ならではの楽しみがたくさんあります。
ご飯です。

ユーラシア旅行社、クロアチア、ストンの牡蠣料理

海の幸の豊富なダルマチア地方のご飯。牡蠣、ムール貝、イカ、エビ、マグロ(クロアチアの硬貨にもなっている!)、巨大なロブスターと、様々なおいしいご飯。そして、太陽の光をたくさん浴びて育ったブドウで作られた美味しいワイン。ペリエシャツ半島の小さなワイナリーで食べる現地のご家族が造ってくれる家庭料理など、どこへいっても次の食事が待ち遠しくなってしまいます。オリーブと塩、にんにくを使ったシンプルな味付けが多く、日本人の口にも合うクロアチア料理。
毎日うっとりしながら、食事もしっかり、楽しんできました。(留置)

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