サウンド・オブ・ミュージックの世界へ(オーストリア)
先日、「オーストリア、世界遺産巡りと湖水地方の旅 13日間」より帰国しました。
ちょうどオーストリアが長い冬の時期が終わり、日照時間の長い時期に訪問しました。ツアーではハイライトとなる、ウィーン、ザルツブルクでは連泊をして、湖の美しいインスブルックの街では聖体行列の見学にもご案内しました。
オーストリアと言えば、芸術の都、モーツアルトの生まれ故郷、カフェ文化のおしゃれな国、等色々なイメージがあると思いますが、今回のご旅行では、「サウンド・オブ・ミュージックの舞台を巡りたい」という目的で訪れた方が多くいらっしゃいました。あの美しい風景は全てオーストリアで撮影され、その美しさに魅了された方も多いのではないでしょうか?
ちょうど、今年2015年は、ハリウッドで「サウンド・オブ・ミュージック」が公開されてから50年を迎える記念の年です。日本でもこの映画のファンは多く、今年は記念のDVDなども販売され、日本だけに留まらず世界的に盛り上がりを見せています。
この映画の舞台を巡りたい!という気持ちでご参加頂いたお客様が、特に楽しみにされていたのは、ザルツブルクの観光です。ドレミの歌をマリアが子供たちと歌った「ミラベル庭園」やナチスに追われて一家が隠れた「ザンクトペーター墓地」、また、ツアーの日程表に細かく記載はないのですが、マリアと子供たちが歌いながら渡った「モーツアルト小橋」、マリアがトラップ邸を訪ねるシーンを撮影された「レジデンツ広場」等も見学しました。目にする風景の多くが、「映画の舞台に使われた~」とガイドさんの説明があり、映画のワンシーンを思い出いすと心が弾み、気持ちも高ぶりました。皆様、映画の登場人物と同じようなポーズをして写真撮影をお楽しみいただきました。
さらに、今回のツアーでは、ザルツブルクの他にも映画の舞台を訪れることが出来ます。緑と湖の美しいザルツカンンマーグート地方まで足を延ばします。実はこの地方も映画の舞台となっています。マリアとトラップ大佐が結婚式を挙げた教会があり、子供たちが木登りをしたシーンを撮影したモントゼーや、家族がピクニックに行くシーンを撮影した風光明媚な山々が広がります。
移動中のバスの車内では映画のサウンドトラックを流しながら、皆様で鼻歌を歌ったのもよき思い出です。実は何を隠そう私もこの映画のファンの一人。帰国後改めて映画を見直してみました。「このシーンはあの場所だ」とよくわかるようになり、映画のシーンと共にオーストリアの美しい風景が心に刻まれた旅となりました。(霍間)
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