2015年7月 2日 (木)

3Dの世界に飛び込んできました!(中国・武陵源ハレルヤ山)

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先日、ユーラシア旅行社「6つの世界遺産と仙境絶景物語14日間」のツアーより帰国しました。このツアーは、中国人でも「一度は行きたい」と言われる武夷山や黄山、武陵源の人気の山に加え、まだ日本では知名度の低い、三清山(道教の霊峰)や廬山(多くの詩人に愛された山)なども訪れるコースです。毎日がハイライトと言っても過言ではない行程でしたが、ここでは、湖南省にある武陵源風景名勝区についてご紹介したいと思います。
この地は、長江の中流域に広がる山岳地帯で、「岩峰と清流の出会いが生んだ仙境」と称され、1992年にはユネスコの世界自然遺産に指定されています。雨風に浸食されて出来た岩峰が独特な景観を成しており、世界のどこに行っても、他の追随を許さない大迫力の秘境と言えるでしょう。
さて、突然ですが、映画『アバター』をご存知ですか。2009年に公開されるや世界的な大ヒットとなり、現在も世界興行収入一位の記録は塗り変えられていません。また、「観るのではない、そこにいるのだ」というキャッチコピーで、3D映像による劇場公開が大きく取り上げられた作品でもあります。ちなみに私も2回映画館に観に行ったのを覚えています。この劇中に登場する「惑星パンドラに浮遊するハレルヤマウンテン」のモデルとなった場所が、武陵源なのです。
そして、そこはまさに『アバター』の世界そのもので、3Dの世界に飛び込んだかのよう!形や大きさの異なる石柱が天に向かって聳え立つさまは、「奇観」「摩訶不思議」「幻想的」「現実離れ」…。どんな言葉で表現すれば適切なのでしょうか。いずれにしても、訪れた人々に感動を与えることは間違いありません!
当時、映画館で『アバター』を見た時は、3D映像の技術の高さに「こんな綺麗な映像が創れるんだな~」と感動しましたが、現実はもっと幻想的で美しい場所でした!(飯野)

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