2015年8月26日 (水)

まるで羽ばたく妖精のよう!感動のリバーダンス(アイルランド)

 この度、ユーラシア旅行社の「妖精神話の国・南北アイルランド紀行10日間」より帰国しました。

キャリックアリード

 日本は丁度、猛暑で大変な時でしたが、ヨーロッパの北部に位置するアイルランドは少し寒さを感じる事の方が多いくらいでした。
イギリスと同じく雨が多いアイルランド、どこへ行っても美しい緑の大地が広がっていました。
 今回、ツアーでご案内した「リバーダンス」が大好評でした。
リバーダンスはアイルランドの伝統的なステップダンスとタップダンスをもとに作られたダンスです。
 実はこのリバーダンス、まだ誕生して20年ほどの新しいスタイルのダンスなのです。
 1994年、ヨーロッパ最大の音楽祭「ユーロビジョンソングコンテスト」でアイルランドはホスト国を担当しました。

リバーダンス

 その時、番組の幕間のためにTVプロデューサーのモイヤ・ドハティ-が考えた企画でした。
もちろん、それまでもアイルランドの伝統的なダンスはありましたが、スタイリッシュに演出されたリバーダンスは全く新しい衝撃的なダンスでした。
 たった7分間のダンスに、この番組の視聴者(約3億人)が圧倒されたのです。
リバーダンスは上半身を動かさずにステップだけで力強く踊る独特なスタイルです。
 英国の植民地だった時代、剥奪された自分たちの文化を失わないよう、踊っている姿が窓の外から見えないようにした事がはじまりだそうです。
 ショーはストーリーがあり、ただのダンスというよりは一つの物語のようでした。
 フラメンコやロシアのバレエ、ヒップホップなどの要素も盛り込んでおり、観客を飽きさせません。
 注目すべきはその足さばき!男性ダンサーの目にも止まらない速さでリズムを刻むステップに観客は釘づけです。また、可憐な女性達が軽やかに飛び跳ねる様子は、まるで物語に出てくる妖精が空へ羽ばたいていくようでした。
 ひとつのダンスが終わるごとに会場は拍手喝采の嵐。
 最後には観客は皆立ち上がって、感動を与えてくれたダンサー達にいつまでも拍手を送っていました。

ゲイティ劇場

 20年前に注目を集めたリバーダンスは今も世界中の人に感動を与えています。日本に公演に来た時も大好評だったようです。
 誰もがもう一度見たい!というリバーダンス。はやり本場の鑑賞は格別です。(関根)

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