2015年9月25日 (金)

シベリア鉄道9300㎞走破!~日本人墓地を訪ねて~

先日「シベリア鉄道走破の旅~ウラジオストクからモスクワへ~15日間」のツアーより帰国しました。総距離9300㎞。ウラジオストクからモスクワまでは列車に乗り続けて、約7日間かかります。私達は途中、バイカル湖畔の町、イルクーツクやシベリアの中心的都市、ノボシビルスクでの観光をはさみ、モスクワを目指しました。

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私達が乗車したのは、007列車の2等車の4人乗りのコンパートメント。他の乗客は地元のロシア人がほとんどで、その他、ヨーロッパ、アジア等多方面から来ている方々でした。ガイドさんによると、ウラジオストクから、モスクワまで行くお客さんはめったにいないそう。電車に乗っている間は、廊下に出て、車窓を眺めてキロポスト(1㎞ごとにモスクワまでの距離が書かれています)の距離を確認したり、近くのコンパートメントにいるロシアの方と交流したり、お昼寝をしたり・・・皆様それぞれ思い思い過ごされていました。

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途中下車できる、大規模なハバロフスク等の駅では、駅舎の見学もすることが出来ました。また、最近は少なくなってきましたが、ホームには地元の売り子達が、干した魚やピロシキ、毛皮を売っていました。ラズベリーはとっても甘くて、魚はお酒のおつまみにぴったり!途中下車する駅での風景や、交流もまた楽しいものです。
現在は人々の交通手段として、利用されていますが、以前は多くの著名人が新天地を求め、ヨーロッパへ渡る手段として、利用される一方で、第二次世界大戦末期のシベリア抑留の悲劇の舞台としても知られるシベリア鉄道。鉄道建設の計画は1850年から始まり、現在のルートが完成したのは、1916年のこと。今回の旅では、イルクーツク、ノボシビルスクと2か所の日本人墓地を訪ねました。日本政府の調べによると、抑留者は約57万人。異国の地シベリアで、日本への帰還を望みながらも、過酷な強制労働により、命を落とした多くの日本人偲んで建てられた慰霊碑には亡くなった方々の名前も刻まれていました。他の外国人の墓に混じって、立派にそびえ立つ慰霊碑を前に、同じ日本人として、心を打たれるものがありました。

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現在では技術が発達し、ヨーロッパまでの移動は飛行機が基本の時代です。しかし、たまには時間をかけ、車窓から流れる景色を見ながら、列車を使ってのんびりと旅をするのも良いのではないでしょうか。忙しい現代だからこそ、何かに気づくことがあるかもしれません。(荒川)

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