「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」での熱い夜(キューバ)
先日、「カリブの楽園、キューバで過ごす休日 10日間」への添乗に行って参りました。今年の7月、アメリカとキューバは事実上国交を回復しました。長らくアメリカの経済封鎖を受け、自国の文化を風化させることなく保ってきたキューバ。スペイン植民地時代の雰囲気を残す旧市街、ミルキーグリーンのカリブの海と白い砂浜、ラテン系でノリの良い人々…。至る所で音楽が流れます。
旅のハイライトでもあった世界遺産ハバナ旧市街の観光の最終日、私たちは“ラ・ボデキータ・デル・メディオ”での夕食を楽しみました。ここはヘミングウェイが足繁く通っていたバーレストランの一つ。壁一面がこのお店に来た人たちのサインで埋め尽くされ、ヘミングウェイのサインも壁にかかっています。
夕食を楽しんでいると、バンド一行が私たちの方に向かってきました。もしかして、この部屋でも…?と私たちがどきどきしていると、バンドの人たちは慣れた様子で、どんどん部屋に入ってきました。演奏ができるギリギリのスペースを確保すると、彼らは視線で示し合わせて演奏を始めます。耳が慣れてくるころには曲に合わせて思わず踊りだしたくなるようなリズムの良さ、ノリの良さ。「モヒート!」とお酒もすすみます。私たちの前での演奏が終わると、次は他の欧米グループを盛り上げ、そこの全員立ち上がって踊りだしていました。熱の冷め切らない私たちはその欧米グループを横目に名残惜しさを感じつつ、バーを後にしました。(長田)
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