2015年10月27日 (火)

本場のビール祭りを体感!ミュンヘンのオクトーバーフェストに行ってきました!

 

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先日、『ドイツ物語 16日間』の添乗より帰国致しました。このツアーは西から南、そして東へとドイツの主要な観光箇所を押さえつつ、観光客もまだまだ少ない隠れ家的な小さな町も丁寧に巡るコースです。日本よりも少し早く秋が訪れるドイツでは、黄葉が色付き始めた木々のコントラストが美しく、車窓からの景色もいつも以上に楽しむことが出来ました。そして、今回はこの時期に開催されるドイツの祭典オクトーバーフェストとローテンブルク秋祭りも訪れる特別日程でした。
 最近、日本でも至るところで開催されているオクトーバーフェスト。ドイツでも日本と同じように至る所でオクトーバーフェストが開催されていますが、その発祥はミュンヘンです。
 
 その歴史はもともと農民達の収穫祭だったものが、1810年に時のバイエルン王ルートヴィッヒ1世の婚礼祝いと重なり、その時に行われた競馬行事の後に開催されたビール祭りがはじまりとされています。この競馬会場は、オクトーバーフェストの発祥地としてその後の会場となり、なんと広さは東京ドーム9個分!普段は広大な空き地ですが、毎年10月になると敷地内に巨大なビアホールとなるテント式のレストラン、観覧車やジェットコースターなどの移動遊園地が出現し、大人だからこそ楽しめる巨大なビールのテーマパークのようになっています。

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当時の開催日が10月17日だったことから「オクトーバーフェスト」という名がつきましたが、200年経った現在では毎年、10月の第一日曜日が最終日となる9月からの約二週間の期間で開催されています。
 ビアホールの中では、1リットルの巨大なジョッキビール(飲めない方はリンゴジュースなどもあるのでご安心ください)を片手に、「ブロースト(乾杯)!」の声が響き、飲めや歌えやの大賑わい!最初は少し圧倒されてしまいましたが、南アルプス地方の華やかな民族衣装で着飾り、皆で肩を組み、歌を歌いながら陽気に歩いている姿を見ていると、こちらまでわくわくしてきました。お客様もお酒が進むにつれアルコールと会場の雰囲気に酔い、次第にオクトーバーフェストの楽しさを実感したようでした。
 
 そんな、オクトーバーフェストの会場の雰囲気にのまれて、ついつい進んでしまう食とビール。何と、期間中に訪れた640万人の人たちが消費するビールの量は750万リットルで丸焼きにされる鶏の数は46万羽、豚の骨付肉は5万8千個、丸焼きにされる牛は100頭、ソーセージの数は22万本にも及ぶとか。名実ともに世界一のビールの祭典でした。(三浦)

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