モンマルトルでブドウ祭に参加してきました!(フランス)
先日、ユーラシア旅行社企画「フランス物語 15日間」の添乗より帰国しました。車窓から、だんだんと色付く木々を横目に南フランスのニースから旅はスタートします。セザンヌ、ゴッホ、モネにゆかりのある地や、ロワール河流域の中世の城など、毎日見所満載であっという間の15日間でした。
旅の最後に訪れたパリでは終日自由時間の為、美術館巡りやショッピングを楽しまれたお客様もいらっしゃいましたが、今回のツアーではご希望の方と一緒にモンマルトルのブドウ収穫祭に行って参りました。ワインならボルドーなど名高い場所がフランスには沢山ありますが、実はパリでもワインが生産されているのです!中でも、パリ市を一望できる小高い丘に位置するモンマルトルには現在もブドウ畑が存在しており、年間1700本ほどのワインが生産されています。その為、モンマルトルでは毎年10月の第2週末にブドウ収穫祭が開催されます。私たちが訪れた土曜日は、フランス各地のワイン生産者30組ほどのグループが通りを練り歩くパレードの日でした。中世の恰好をしたグループもあれば、太鼓を打ち鳴らしながら進むグループ、そしてワインを振る舞うグループも!グループはフランス国内だけではなく、ウクライナやチリなどの世界のワイン生産国も参加しています。今年はなんと日本からもパレード参加の為にグループがやってきていました。
パリのランドマークでもあるサクレ・クール寺院の近くには美食の国・フランスならではの屋台が軒を連ねていて、お店をひやかしながら歩くのも楽しかったです。そこにはこの時期旬を迎える牡蠣、そしてブルターニ地方もチーズやサラミなどワインが進むお酒のおつまみも売っていました。もちろん、去年収穫されたモンマルトルのブドウを使ったワインも売っています。1本はちょっと・・・という方はお祭り専用のグラスを買えば試飲もでき、グラスを記念に持ち帰ることも出来ます。笑顔と活気に満ち、地元民も観光客も楽しめるお祭りでした。(竹本)
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