インパクト大のゴアガジャの洞窟の中へ突入!(インドネシア)
先日、ユーラシア旅行社企画「芸術の島バリと歴史遺産の宝庫ジャワ島7日間」より帰国致しました。今回のツアーは、同じ国でありながら、全く異なる文化を持つバリ島とジャワ島の魅力を堪能する旅です。特にインパクトが強いのが、写真の「ゴアガジャ」です。「ゴアガジャ」は、バリ島の南東にある11世紀頃に造られた石窟寺院です。
バスを降りて木々の生い茂った中に作られた階段を下って入口へ向かいます。世界最大の果実といわれるジャックフルーツが実っておりました。ここからもう冒険気分です。辿りついた入口で、半ズボンをお召しの方はサロンを借りて腰に巻きます。一気にバリ人に早変わり!といった感じで皆様お似合いでございました。そして、手前に沐浴場があり、奥にやっと写真の顔が見えてきます。魔女ランダをモチーフにしたとされるその顔のレリーフは、迫力満点でした。向かって斜め左から近づいていくのですが、目が左を向いていて計算しているのかと思うほど、目が合ってドキッとしてしまいます。洞窟の中には、ヒンドゥー教の神シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーを表すリンガとガネーシャ像が祀られています。中は狭く、サウナのような感じであまり長くいられない状態でしたが、線香の香りと熱気と薄暗さが合わさって神秘的な雰囲気を感じました。また、感心するのが、どんなに小さな像でも壊れていてもサロンが巻かれていることです。ほとんどが白と黄色の2色です。それぞれ仏教とヒンドゥー教を表していて、2つの宗教が融合した独特なバリヒンドゥーを信仰するバリの方々の信仰の深さも感じられました。(五島)
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