聖なるガンジス河(インド)
先日「魅惑の北インド周遊と宮殿ホテル 9日間」の添乗より帰国致しました。
今回のツアーでは北インドで最も有名な白く輝くタージマハルや数多くのヒンドゥー教寺院など北インドのハイライトを巡るコースでしたが、その中でもガンジス河の沐浴風景観光がとても印象に残りました。
朝6時頃ヒンドゥー教の聖地ベナレスのホテルを出発し、バスと徒歩で船着場へ向かいました。1艘の船に乗りいざ出発。
出発してすぐにかつての藩主が暮らしていた宮殿、火葬場、小さな家々が見えました。沐浴をしている人や洗い物をしている人もちらほら。上流まで行くと先ほどまで薄暗かった周りの景色も徐々に明るくなってきました。今度は下流の方まで船を進めました。霧がかかっていて日の出は見られないかなと思っていると願いが通じたのか太陽も綺麗に顔を出してくれました。
太陽の光に照らされると先程までの街並みやガンジス河もまた違う光景に変化し、なんとも落ち着いたより趣のあるものに見えました。
ちなみに、ガンジス河には亡くなった人も流します。その人々を供養する為に現地では小さな花とろうそくも売られていて、現地の人はそのろうそくに火をつけて花と一緒にガンジス河に流していました。その花が流されている先には極楽浄土が広がっているようでした。出発した時よりも沐浴する人々も増えてきてインドの人々にとっていかにガンジス河が神聖なものかということを肌で感じることが出来ました。
1時間程の沐浴観光を終え沐浴場を後にしました。沐浴場を後にする際は名残惜しく何度も振り返りました。 (山下)
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