2016年2月 5日 (金)

タスマニアで発見!ユニークな植物たち

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1月下旬、雪の予報だった真冬の東京を抜け出して、真夏を迎えた南半球のオーストラリアへ添乗に行って参りました。今回、ご案内したのはオーストラリア本島から南東へ240kmの海に浮かぶタスマニア島。ゴンドワナ大陸時代の原生林が今も残り、島の40パーセントが国立公園、更に25パーセントが世界遺産に登録されているという太古からの自然の営みを感じられる場所です。私たちも3つの国立公園を訪問し、ハイキングを楽しみました。豊かな原生林から生まれる美味しい空気、植物から染み出るタンニンによって赤茶色になった川の水、時々聞こえる神秘的な鳥のさえずりや、ハイキング中に遭遇するワラビーやウォンバットなどの動物たち、どれをとってもタスマニアならでは、世界でここだけの絶景です。中でもハイキングの間、私たちの目を楽しませてくれたのは、ユニークな植物。小さく可憐な花々から、手を当てるとパワーを感じるようなタスマニア固有の杉の木まで、今日は特に私が印象に残った植物に焦点を当ててお話ししたいと思います。

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【スパニッシュダンサー】
〝スペインの踊り子〟つまり「フラメンコのダンサー」という意味を持つ小さな紫色の花。よく見ると花弁の形が三角形で、フラメンコを踊る時のスカートのよう。段々と柱頭の部分が踊り子の足に見えてきます。名付け親にグッドネーミング賞!

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【ボトルブラシ】
オーストラリア原産で学名はバンクシア。ちょうど1月~2月にかけてが開花時期ということで、あちこちに黄色いフサフサした花が咲いていました。手が届かない瓶の底を洗うのにピッタリな形状!?という事で、こちらも素敵なネーミングで現地の人々に親しまれています。

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【ティーツリー】
まるで桜のような白い花。顔を近づけてみると、ほのかにハチミツの香り。すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このティーツリーの花からは「マヌカ・ハニー」というハチミツが採れます。なんでも抗菌・殺菌作用が通常のハチミツよりも強いという事でピロリ菌をやっつける薬として食べる人もいるのだとか。お土産にもピッタリです。

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【キングビリーパイン】
「パイン(松)」という名前ですが、タスマニアのキングビリーパインは杉の仲間。驚くのはその樹齢と大きさ。樹齢1500年以上、古いものは1800年まで生きるとも言われています。鬱蒼と茂った苔むす森の中、悠久の時を経て静かに佇むその姿は、まるで自然界の守り神。すぐ傍には樹齢80年の赤ちゃんキングビリーパイン。今回ご参加されたお客様と同い年という事で、「人生まだまだこれからだ!」とキングビリーパインにパワーをもらって、盛り上がりました。100年で約12cm、ゆっくりと時間をかけて成長していくキングビリーパイン。将来、この小さな木が立派に成長した姿を私たちは拝むことができませんが、1000年後もその先も、いつまでもこのタスマニアの原生林が生き続けいる事を願ってやみません。(三橋)

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