2016年3月22日 (火)

ボリビアの首都はどこでしょうか?

先日、「天空の鏡、ウユニ塩湖ハイライト10日間」のツアーに行って参りました。標高が約3,700m(富士山の頂上とほぼ同じ)で、酸素が薄いことから高山病の恐れがあるボリビア・ウユニ塩湖。近年、ボリビアのラパス近郊の空港から空路でウユニ塩湖へ行くことが出来るようになりましたが、ラパス近郊のエルアルト空港自体も標高が約4,100mあり高地です。そこで、このツアーは、ラパスからいったん標高を下げた標高約2,700mの町スクレで高地順応をしてからウユニ塩湖に向かう内容でした。
話は、ブログのタイトルにありますボリビアの首都の話に切り替えさせて頂きますと、「世界一標高の高いボリビアの首都ラパス」というフレーズをどこかで聞いたことがあるかもしれません。ラパスは人口300~400万人もの大都市でもあり国際空港があるボリビアの玄関口。しかし、そのラパスは“事実上の首都”なのです。そして“憲法上の首都”が、なんとラパスの10分の1ほどの人口しかいない、高地順応の為に滞在した小さな町スクレなのです。

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この高地順応するために滞在したスクレ旧市街の建物は、スペイン植民地時代のもの。コロニアル風の建物が並ぶ光景は、古き良き趣を感じさせ、16,17世紀の教会も町のあちこちで見かけます。建物の外壁が白く塗られていることから町の別名は“白い街”。高層ビルも旧市街の外側に1,2棟見られるくらいの低い建物が密集する人口約30万人の小さなこの町で、1825年、スペインからの独立宣言文書の調印が行われました。独立した際に、この町が首都と定められ機能していたのですが、1900年にラパスを拠点にしていた自由党がスクレを基盤にしていた保守党政権を打倒し、行政・立法がラパスに移転した為に、このような複雑な2つの首都が誕生してしまったのです。現在、スクレには、司法としての最高裁判所が残されています。
ボリビアの発祥地でもあり、歴史のある町ですが、そのような知識なくとも趣ある街並みや外壁と茶色の瓦屋根で色調が統一された街並みは非常に美しいです。それでいて、町中の主要な場所は、旧市街の中心から徒歩でおおよそを見ることが出来ます。国際空港のお土産屋でも売られているボリビアの高級チョコレート屋Paratiの本店もスクレにあります。

Paratiblog

ボリビア産のカカオを使ったParatiのチョコレートは、一粒2~3ボリビア―ノ(約35~50円)とお手頃価格なので、数粒買って好きな時に食べるのも楽しみの一つになります。支店ではホットチョコレートやチョコケーキも食べられます♪街の治安はというと、昼間の市内中心部は、多少の手荷物に注意を払う程度で、物々しさもなく、安心して散策を楽しむことができます(もちろん夜道の人通りのないところの散策は控えたほうがいいです)。今回のスクレ滞在日は、ボリビアの国民投票日。国内線を含む、一般車からタクシーなどの公共交通機関、ツアーのバスまでもが一切がっさい運行禁止。不便もあれば、そのおかげで町は歩行者天国状態!美しい白い街スクレは、旧市街が世界遺産に認定されています。その町を車の往来に気を配らず(※緊急車両や許可された車などは走ります。)、のんびり散策できたのは、ラッキーでした。

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ボリビアというと、ラパスとウユニ塩湖が有名ですが、憲法上の首都であり、美味しいチョコレート屋がある白い街スクレも要チェック&お忘れなく!

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