2016年4月26日 (火)

村の中心でファッションショーが開催!?イタリア・ピアナ・デリ・アルバネシの復活祭

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先日、「アマルフィ連泊と南イタリア・シチリア紀行 12日間」のツアーより帰国致しました。このコースは、シチリア島と南イタリアの主要都市に加え、通常では訪れにくい小さな町まで足を延ばし、シチリア島と南イタリアを堪能できるコースです。

シチリア島といえば、アラブ・ノルマン王朝時代の栄華の跡が残る活気ある港町パレルモ、世界屈指のリゾート地と知られる美しい町のタオルミナ、古代ギリシャの神殿郡が集中するアグリジェントなどの都市が良く知られていますが、皆様「ピアナ・デリ・アルバネシ」という村をご存知でしょうか。

パレルモの郊外に位置する人口6000人ほどの小さく、少し不思議な名前の村ですが、「ピアナ・デリ・アルバネシ=アルバニア人の平野」を意味します。15世紀に、オスマン帝国の迫害から逃れてきたアルバニア人の子孫たちが定住した村であるため、イタリア本土よりも彫りが深い顔立ちやイタリア語の下にアルバニア語が表記されている標識、アルバニアの国旗が掲揚されるなど村の至る所でアルバニアの雰囲気が漂います。
今回のツアーでは、イタリアの中で最も大切なお祭りのひとつイースターの時期にあたり、ピアナ・デリ・アルバネシの復活祭を訪ねました。

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まず、復活祭では午前中に教会でミサが行われますが、ピアナ・デリ・アルバネシの教会ではかつてのアルバニアの国教である正教の伝統を受け継ぎつつ、ローマ教皇の絶対性を認め、ローマ教皇庁の指導に従っているという、東方典礼カトリック教会に属しており、教会内では正教の特徴であるイエスキリストのイコン、祭壇と基本的な空間を完全に仕切る壁のようなイコノスタス(聖障)が見られます。さらに、パイプオルガンもなく、ミサ中も信者の皆が立ったまま儀式を受ける光景も見られ、イースターとは思えないような不思議な感覚に陥りました。
その後、復活祭のハイライトであるパレードが盛大に開催!
パレードに参加する若い女性達や子供達が教会前に集まってくると、多くの観光客がいっせいにカメラのシャッターを切ります。それもそのはず、年に一度の復活祭の時だけ着る衣装は先祖代々受け継がれてきた絹の衣装に金の刺繍やアクセサリーがあしらわれた美しい伝統衣装で、エスニックな顔立ちの村人たちが身に纏うとその姿はまるでファッションショーのモデルのような美しさ!
村の中心部を音楽と共に練り歩くパレードと厳かなミサが行われたピアナ・デリ・アルバネシの復活祭にはアルバニアの伝統と民俗色を強く感じ取ることができました。(三浦)

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