歴史と自然溢れるキプロス共和国
先日、キプロス共和国8日間の添乗より帰国致しました。キプロスといえばギリシャ神話の神様アフロディーテ生誕の地!そして、驚かれるかもしれませんが、約9000年の歴史があります!食べ物も美味しく、街を歩く人も穏やかで日本人に対して気さくに話しかけてくれます。今回は全行程で快晴が続き、デイジーやジャカランダの花も咲いていてキプロスを観光するにはもってこいの環境でした!
キプロスの特徴として、南と北で暮らしている民族と信仰する民族が異なります。
南はギリシャ系の人々、北はトルコ系の人々が暮らしています。
そして、南と北を行き来する際には、2004年から設定されたグリーンラインと呼ばれる境界線をパスポートを係員に見せて越える必要があります。旅行者にとっては、国境越えのようでとてもワクワクしました。
北側と南側では街の風景はさほど変わりありませんが、北側にはオスマントルコ時代のモスクが残り、南側にはギリシャ正教会や遺跡が残ります。キプロスに行くだけでギリシャの雰囲気、トルコの雰囲気、キプロスの独特の雰囲気も味わえるといったお得な気分になります!
実際に街を散策したりするだけでもここはギリシャの影響を受けている、ここはトルコだという具合にそれぞれの雰囲気を味わうことが出来ました。街中にもジャカランダの花が所々に咲いていました。
そんなキプロスで印象に残ったのは、ラルナカ塩湖でした。総面積は1585ヘクタールです。空港までの道で突然その白い塩湖は現れました。車窓からでも分かる想像以上の真っ白な光景に言葉が出ませんでした。バスを降りて塩湖を直接触れるところまで行くことができました。真っ白な塩湖が目の前に広がり、その綺麗さに圧倒されました。時期によってはフラミンゴもたくさんやってくるそうです。塩湖のそばにはイスラム教の創始者ムハンマドの親族ハラスルタンが眠るモスクもあります。
歴史も自然も堪能できた8日間でした。(山下)
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