年に一度の春のお祭りインフィオラータ
先日、「アマルフィに連泊、南イタリア・シチリア紀行10日間」から帰国しました。
イタリア本島西南の地中海に浮かぶ島、シチリア島。透き通る青い海を望む海岸線、一面に広がるレモンやオリーブ畑、数々の貴重な遺跡群と魅力溢れるこの島で、今回は年に一度の春の祭典を訪れる日程となっていました。
18世紀に建てられたバロック様式で統一された華やかな街ノート。2002年に世界遺産に登録されたこの街が1年で最も注目を集めるのが、年に一度開催される春の祭典インフィオラータの時期。インフィオラータとは「花を敷き詰める」という意味。メインの通りとなるニコラチ通りには心を込めて制作された花絨毯がびっしりと敷き詰められます。今年のテーマは「世界を歓迎する」。これまでは、スペインやロシアと1つの国をテーマとしていましたが、毎年立候補をする国が多く、今年はいろいろな国が出展できるようにしたとか・・・。各国、工夫をこらした、独特でユニークな作品が通りを飾ります。また花絨毯だけでなく、中世の衣装を身にまとった人々が練り歩く、パレードも行われます。楽器の演奏も含まれており、お祭りを一層盛り上げていきます。
街への入り口であるレアーレ門の前にはたくさんの露店が並び、街の外も活気が溢れています。世界中からこの花絨毯を目的に訪れるたくさんの人で街はとても賑やか。ニコラチ通りにたどり着くまでも一苦労です。しかし、壮麗な大聖堂や可愛らしいお店を眺めながら歩いていると、苦にはなりません。ニコラチ通りの老舗カフェ・シチリアもこの日は大繁盛です。ニコラチ通りの花絨毯には左右に通路があり、かなり近くで見る事ができます。なんとか通りに入り、どの作品も素晴らしい出来で感心していると、日本人には見覚えのある、浮世絵が。実は今回、日本のグループも参加しています。丁寧に花びらで浮世絵が表現されていました。教会に登り、上から花絨毯を楽しむのもよし、近くでじっくり観察するのもよし、おしゃれなカフェでゆっくり、人々の笑顔を見ながらスイーツを楽しむのもよし、大人から子供まで、訪れる観光客全てを魅了するお祭りでした。
街への入り口であるレアーレ門の前にはたくさんの露店が並び、街の外も活気が溢れています。世界中からこの花絨毯を目的に訪れるたくさんの人で街はとても賑やか。ニコラチ通りにたどり着くまでも一苦労です。しかし、壮麗な大聖堂や可愛らしいお店を眺めながら歩いていると、苦にはなりません。ニコラチ通りの老舗カフェ・シチリアもこの日は大繁盛です。ニコラチ通りの花絨毯には左右に通路があり、かなり近くで見る事ができます。なんとか通りに入り、どの作品も素晴らしい出来で感心していると、日本人には見覚えのある、浮世絵が。実は今回、日本のグループも参加しています。丁寧に花びらで浮世絵が表現されていました。教会に登り、上から花絨毯を楽しむのもよし、近くでじっくり観察するのもよし、おしゃれなカフェでゆっくり、人々の笑顔を見ながらスイーツを楽しむのもよし、大人から子供まで、訪れる観光客全てを魅了するお祭りでした。
さて、毎年、人々が待ち望むインフィオラータですが、来年のテーマはなんでしょうか。今からとても気になります。(荒川)
ユーラシア旅行社でいく、シチリアツアーの魅力
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