2016年6月24日 (金)

新疆でしか味わえない絶品フルーツ(中国・新疆ウイグル自治区)

ブドウ棚

 先日、「関空から行く シルクロード列車とタクラマカン砂漠縦断11日間」のツアーから帰国しました。今回訪れたのは中国の最も西にある新疆ウイグル自治区。とても自然豊かな場所で、西にはパミール高原、北はアルタイ山脈、中央に天山山脈、南に崑崙山脈が走り、それぞれの山脈の間にジュンガル盆地とタリム盆地(タクラマカン砂漠)があります。この辺りはシルクロードの要衝でもありますが、唐の時代に玄奘三蔵が天竺を目指して訪れたことでも有名です。往路ではタクラマカン砂漠の北(天山山脈の南)・天山南路のトルファン(高昌国)、クチャ(亀慈国)を進み、天山山脈のペデル峠を越えてキルギスへ入りイシククル湖へ。インドから唐へ戻る復路では中央アジアからタクラマカン砂漠の南・西域南道のホータン(于闐国)、ニヤを抜け、敦煌へと入っていきました。新疆ウイグルでも最西端にあるカシュガルでは天山南路と西域南道が交差する街で人口の9割がイスラム教を信仰するウイグル人が占めており、中国でも異彩を放っていますが、とても活気に溢れています。

 新疆ウイグル自治区はシルクロード時代から栄えていたため都市ごとに違う歴史を持っていますが、特産品、中でも果物は都市ごとに名物が変わります。有名なのはトルファンの葡萄、クチャの白杏子、ホータンのクルミ、コルラの梨、カシュガルのザクロ、そして今回は訪れませんでしたがハミのハミ瓜(メロンに似た果物)、アトシュのイチジク、アクスのリンゴ、チャルクリクの棗などです。

 新疆の果物は通常5月、6月くらいから収穫され露店に並び始めます。私が訪れた5月末でも既に果物が山積みにされており、ツアー中によくガイドさんがスイカやハミ瓜、杏子、バナナ、リンゴなどの果物の差し入れをしてくれましたが、曰くまだ少し時期は早かったそう。ピークは8月、9月ごろ。太陽の光を存分に浴び、オアシスの水を吸って育った果物が各地で熟し始める時期なのだとか。それでも私たちが頂いたものは日本のものと比べて甘く瑞々しく、美味しい!食後だというのに果物に伸ばす手が止まりません。

 新疆は地形が様々なので場所によって気候も変わります。トルファンに至っては世界で2番目に海抜が低い(海抜-150m)盆地であり、私たちが訪れた時でも気温は何と40度越え。湿度が低いので日本のようにじめじめしていないことが救いでしたが、やはり暑い!そんな暑い中で頂く甘くて瑞々しい果物は絶品です。しかし絶品なのは味だけではなくそのお値段も。バナナが1kg120円、リンゴが1個20円、ハミ瓜が1個120円くらいと破格のお値段です。

露店

 
 勿論名産の都市以外の場所で食べても十二分に安くて美味しいのが新疆の果物。乾燥した新疆では果物も乾燥させるのがほとんどで、お土産にドライフルーツはかかせませんが、訪れたからにはやはり生を食べたい!残念ながら生の果物は日本には持って帰れないので、最後には食べたい果物をガイドさんにおねだりして、皆様で美味しく頂きました。(日裏)

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