2016年6月30日 (木)

旧市街祭で賑わう古都タリン(バルト三国、エストニア)

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先日、「バルト三国を極める旅11日間」の添乗より帰国致しました。今回は、エストニアの首都、タリンで行われていた旧市街祭も見学。今年で35回となる旧市街祭は、毎年テーマを決めて5日間それぞれ異なった催しを行うのが特徴です。

訪ねた日は特に音楽イベントが多く、旧市街に点在する数々の教会ではオルガンコンサートや聖歌隊のミニ音楽会が開かれ、中心広場に設けられたステージでは、ジャズなどのミニコンサートに集まった人々でとても賑わっていました。温かみのある手工芸品を売る屋台が出ていたり、時折、中世の衣装を着た市民の姿があったり、特別な雰囲気に包まれたタリン。

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旧市街へ徒歩で数分のホテルへチェックインし、早々にタリンの街へと繰り出しました。まず、聖ニコラス教会へ。古くから港町、ハンザ都市として発展したタリン。船乗りの守護聖人、ニコラスを祀っています。ちょうど、オルガンコンサートが開かれるというので早速、中へ。時間を無駄にせずラッキーでした。30分程のミニコンサートでしたが、素朴で優しい音色に心が癒されました。教会を出ると、もう17時近かったのですが夏至も近い6月であった為、まだまだ日は高く、屋台をひやかしたり、程よい大きさの旧市街散策を楽しみました。

十数年前に初めて訪れた時、何となく寂しい雰囲気を感じたバルト三国の街々。1991年、旧ソ連からの独立後から既に25年!街行く若い人々の明るさ、おしゃれな店やカフェが数多く建ち並び、周辺諸国からの観光客が訪れる様子を見ているとすっかり、ここはヨーロッパなのだと改めて感じるのでした。発展を遂げるバルトの国々。それでも、伝統はしっかり守り、残している旧市街の街並みは変わらず、いつ見ても美しかったです。(帯津)

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