2016年6月28日 (火)

ブルチノフ村の王様の騎馬行進(チェコ)

先日、「チェコ・スロヴァキア・ハンガリー物語」のツアーから帰国。3カ国を16日間かけてじっくりと巡って参りました。大平原のハンガリー、中世の町並みが今尚残るチェコ、都市部のスロヴァキア・ブラチスラバなど見所満載のツアーでした
チェコではプラハの春のコンサートやブルチノフ村の王様の騎馬行進など今しか見られないイベントにも参加しました。
チェコのブルチノフ村では年に一度王様の騎馬行進というお祭りが開かれます。10歳以下の男の子が一人選ばれ、王様役として豪華な衣装を着て、騎馬行列で町を練り歩きます。チェコがボヘミアとモラヴィアに分かれていた頃、戦いに負けたボヘミア王が女装をして国外に逃げた出来事を模して王様の騎馬行進が始まったと言われています。

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さて、このお祭りは5月の最後の土日の2日間に渡って行われます。当日は、町に沢山の屋台や野外コンサート会場が設置され、街中がお祭り騒ぎ。チェコ国内から人々が王様の行進を一目見ようと集まってきます。お祭りの目玉はもちろん、王様の騎馬行進。この時間になると人々は王様の家に行き、王様の出発を見届けます。そして、観光客が行進を追いかけて行列がどんどん大きくなります。行進は王様が1人、王様と同じ衣装の男性が2人、馬に乗った民族衣装の男性が複数名という構成。王様はバラをくわえているのですぐに分かります。両脇にいる男性は王様の側近役で18歳までの青年、他は民族衣装を着てチップを要求するために大きな声を出して行列を盛り上げる青年達です。ワイワイと進む行列について歩くとあっという間に1時間経ってしまいました。
また、王様以外にも沢山の人がボヘミアやモラヴィアの民族衣装を着て会場を盛り上げていました。民族衣装は地域・村ごとや年齢ごとに違うので、様々な民族衣装を見たり、写真を撮ったり楽しめました。

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王様の騎馬行進はモラヴィア地方の各地で行われていましたが、今も毎年行われているのはこの村だけになってしまいました。
しかし、モラヴィアの民族衣装が見られるお祭りとして、世界無形文化遺産の登録リストに載っています。登録されると観光客も増え、他の村でも復活するかもしれません。一度に沢山の民族衣装が見られることでギネス記録にも載ったことがあります。今は小さな村のお祭りですが、多くの可能性を秘めていると感じました。今後の町の成長が楽しみです。(杉林)

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