2016年7月28日 (木)

リゾートだけじゃない?!インド洋に浮かぶ知られざる国コモロへ(インド洋周遊)

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 先日、「インド洋4ヵ国大周遊 12日間」のツアーより帰国しました。インド洋の貴婦人、インド洋の楽園、インド洋の宝石・・・。インド洋の島々本来の魅力でもある青く輝く海の美しさはもとより、どの代名詞も気品の高さが感じられ、何かの魔法にでもかかったかのように惹きつけられる。今回の旅では、モーリシャス、コモロ、レユニオン、セイシェルを周遊しましたが、それはモーリシャスのどこまでも広がるサトウキビ畑や、フランス海外県でクレオール様式の建物が印象的なレユニオン、手つかずの自然、聖書に書かれた楽園のような椰子の森が残るセイシェル。とリゾートだけに終わらないインド洋の旅となりました。その中でリゾート?とは少しかけ離れた国があります。あまりと言うか、むしろ知っている人はかなり通ではなかろうかインド洋の知られざる国、コモロ。個人的には一番印象深かった国でもあります。
 モザンビーク海峡の入り口に位置するコモロ諸島は海底の火山の爆発から長い歳月のもと海上に隆起した火山島。ヨーロッパ人が来るよりずっと昔からインド洋に半年ごとに吹く季節風を利用してアラビア、ペルシャ、インドと東アフリカ海岸の交易が行われていました。いつしかそこには居留地が生まれ、新しい共通語、スワヒリ語が成立。その後、ポルトガルやスルタンの支配、フランスと長い歴史の曲折を経て今は3つの島から構成されている独立国です。しかし、インド洋には数々の高級リゾート地があるにもかかわらずコモロは独立後に多発したクーデターや独立問題など内政の不安定さなどが観光客の足を遠のかせてしまいました。では実際訪れてみるとどうでしょう。確かに道路は穴ぼこだらけでガタガタ。博物館へ行っても電気がつかない。(電力不足もあるが電球も入っていなかった)これが目玉だ!!と言うハイライト的なものがあるわけでもありません。ですが、現在は政情も安定し治安が良いことは街を歩いてみればわかります。観光化されてない分、彼等の普通の生活を垣間見られる。一仕事終え獲れた魚を吟味したりお喋りに夢中な漁師さん達や、いつも賑やかな青空市場では、ここにないものはない、とばかりに野菜から肉から日用品まで何でも売っています。驚いたのはたまに見かける白塗り(黄色?)した女性たち。これは樹木を乾燥させ粉末状にしたものに水滴を加えたもので日焼け止めにもなれば美顔効果があるのだとか。そんな話を聞きながら歩いているだけで色々な発見が楽しめます。そして子供達だけでなく大人達までもが笑顔で迎え入れる。。素朴でのんびりした空間。これがコモロの魅力ではないでしょうか。それともう一つ!
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 コモロは絶滅したとされていた生きた化石、シーラカンスを今日に残す国。きっとこののんびりとした時間の中、深海でひっそり生きていたのですね。
(深い海に生息するシーラカンスはその水温と水圧の違いから水族館などで生きるのは難しい。コモロの首都、モロニの博物館でシーラカンスの剥製を見て頂くことが出来ます。)(岩間)
※現在、インド洋にご案内するツアーはございません。次回は2017年発表予定です。

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