2016年8月31日 (水)

シベリウスの愛した森~フィンランド・アウランコ自然公園

先日、「北欧物語15日間」のツアーより帰国しました。
今回訪れたのは、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの4ヶ国。夏は、観光にとってのベストシーズンというだけでなく、北欧の人々にとっても、大変重要な時期です。それは、白夜と言われる現象が起こるからです。夜は23時を超えてもまだ薄暗い程度で、朝は3時頃から明るくなり始めます。北端のノールカップまで行くと、太陽は地平線に沈むことなく、再び上空に旋回するという、神秘的な現象を見ることも出来るのです。寒さの厳しい、長い冬を超えて訪れる夏は、現地の人々にとっては「待ちに待った夏」なのです。日中は公園で日光浴をしたり、夜中までテラスで食事を楽しんだり・・・。町では、空だけでなく、人々の表情も明るくなります。
さて、街並み、歴史、文化、自然と、見所の絶えない北欧ですが、フィンランドのアウランコ自然公園が印象的でした。弊社でも、今年から取り入れた訪問地で、アジア人が訪れることが珍しいそうで、観光中、地元の新聞社からインタビューを受けたほどです。
アウランコ自然公園は、ヘルシンキから約1時間の距離にある国立公園です。スタンデルシェルド大佐という軍人兼実業家が、1883年に造園した人工的な公園で、その後、国の管理する森林となりました。フィンランドの森では、誰でもベリーやキノコを摘むことが許されており、この公園内も同様です。深い緑に包まれた森林の散策中、私たちもベリーを摘んで味見!日本ではなかなか出来ない経験に、お客様も楽しまれていました。

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また、アウランコは、音楽家のシベリウスが少年時代を過ごした場所でもあり、彼はこの森を大変愛していたそうです。ここで受けたインスピレーションが、彼の作る美しい旋律に影響を与えたのは、と想像を膨らませながら、新緑の自然を堪能したのでした。(飯野)

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