2016年8月17日 (水)

展望台から展望台へ。国跨ぎの絶景空中散歩(スイス)

モンブラン

先日、「スイス物語14日間」のツアーから帰国しました。このツアーではジュネーブ乗継で世界遺産に登録されたブドウ畑が広がるラヴォー地区のモントルーからゴールデンパスライン“クラシック”に乗り、アイガー・メンヒ・ユングフラウのオーバーラント三山を臨むグリンデルワルトへ。旧市街全体が世界遺産の首都ベルン、ラインの滝で有名なシャフハウゼン、中世の町並みを残すザンクトガレンやシュタインアムライン、そして小国リヒテンシュタイン。ルツェルンからはウィリアム・テル特急にてクルーズ船と列車を乗り継いでイタリア国境に近いルガノへ。イタリアに入りティラーノから赤い車体のベルニナ線でスイス戻りベルニナアルプスを臨むサンモリッツ。次は名峰マッターホルンを臨むツェルマットまで氷河特急にて8時間の旅。そしてフランスへ入りアルプス最高峰のモンブランを臨むシャモニーへ・・・と14日間かけてスイスをぐるっと一周いたしました。

実は出発前に調べていた天気予報では雨マークばかりで内心ドキドキしていましたが、実際行ってみると日程中半分以上が快晴!展望台へ登る度に真っ青な空が近くなり、3000m~4000m級の山々に積もる真っ白な雪とのコントラストに目線はしばらく釘付け。どの山も魅力的で優柔不断な私には展望台ベスト1は選べませんが、面白い経験ができたなと思うのはスイスからフランスへ国境を抜けた先にあるシャモニーでのこと。この街はスイスだけではなくイタリアとの国境沿いでもあります。

シャモニーのエギーユ・ドゥ・ミディ展望台は高さ3842m。ロープウェーを乗り継いで展望台まで向かいますが、僅か20分程で富士山よりも高い位置へのぼります。この展望台から目の前に見える4810mのモンブランも迫力満点ですが、もう一つ楽しみ方があります。それはイタリア国内にある高さ3462mのエルブロンネ展望台。実はエギーユ・ドゥ・ミディから3連ロープウェーを使って直接イタリア側の展望台へ渡れるのです。高さは勿論3000m超。眼下には銀白の世界が広がっています。

3連ロープウェー

このフランスからイタリアへの国境越え空中散歩は必ず毎回行ける訳ではありません。天候次第で、例え天気がよくても風が少しでも強ければすぐに運航中止になってしまいます。確率は五分五分。今回はラッキーな事に、ご希望者の方を皆様ご案内する事ができました。1台4人乗りの3連ロープウェーは人の乗降がある旅に空中でストップします。その瞬間は静寂。窓の外を見下ろせばとても小さくロープウェーの影が映っているのが見えます。窓は上部を開けることも出来るので、カメラ好きの方にはたまらない風景が広がっています。展望台間は片道30~40分。途中でいつの間にか国境を越え、到着した先は既にイタリアです。外のテラスに出てみると、エギーユ・ドゥ・ミディからとはまた違った角度のモンブラン、イタリア語名でモンテ・ビアンコが目の前に聳え立っています。記念にモンテビアンコ前で写真撮影。途中から風が強くなり始めてきたため、ロープウェーが止まってしまう前に帰ろうということになり、帰りの空中散歩も満喫しながらエルブロンネを後にしました。(日裏)

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