エストニア、タリンで中世にタイムスリップ!(バルト三国)
先日、「バルト三国とサンクトペテルブルグ10日間」から帰国致しました。今回はエストニア、タリンで中世祭が行われていました。デンマーク人の城という意味もあるタリンはデンマークの支配下のもと町として成立し、その後ドイツ騎士団によって占領、繁栄しました。タリンの旧市街の中で行われる中世祭では、パレードが行われたり、広場では昔ながらの作り方などで作られた手作りの雑貨などが並びます。パレードに出る人達は中世の衣装に身を包み広場に現れます。観客も大盛り上がり、私達も何を言っているか分かりませんが周りに合わせて掛け声をします。今回行われたのは馬上のパレードと中世時代の再現劇でした。
この広場は処刑場としても使われ、罰の場として使われていました。中世では小さな罪でも罰せられたそうで、例えばたいていの女性が好きな噂話や人のことを悪く言っているのがばれると、自分が言った言葉が書かれた板を首から下げ、この広場を一周させられたのだそうです。今では考えることが出来ないような罰し方ですが、ガイドさんの話では、小さな町だから、罰せられると町全員に知られてしまうし、効果的だったのでは、とのこと。なるほどと納得すると共に、ついついしてしまう噂話もほどほどにしようと反省しました。他にもバルト三国では、世界遺産に登録されている旧市街があったり、あまり派手ではないですが綺麗な街並みで何だかほっこりするようなツアーでした。(竜崎)
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