2016年8月 6日 (土)

絶景は自然による浄化が生み出した奇跡!ランペドゥーザ島(イタリア) その2

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ランペドゥーザ島の海が綺麗であるのにはいくつかの理由があります。
おおまかに挙げると1)島に川がないこと、2)海に海綿が多く生息していること、3)石灰岩質の地質の島であること。日本では海に行くと海の匂いである磯の香りがしますが、ランペドゥーザ島やシチリア島などの海ではその磯の香りなるものがしません。なぜなら磯の香り=海藻の匂いだからです。森から川を経て栄養分が海へと流れるとその栄養分で海藻が育ちますが、川のない島周辺では、その海藻が生息しないので、磯の匂いがせず、またその海藻で海が濁ることもありません。
ランペドゥーザの海にはたくさんの海綿とポシドニアという植物(藻ではない)が生息していますが、海綿は水の汚れとなるような微生物を食べてくれるので水質を浄化してくれ、ポシドニアも水を浄化してくれる働きをしてくれます。さらに石灰岩質の島から海にこぼれる石灰岩の粉は、石灰が持つ浄化作用(脱臭・殺菌・汚泥処理)をしてくれ、水を綺麗にします。このようなもともとの自然環境と自然による浄化作用が重なりあって絶景ともいえる美しい海が生み出されているのです!
そして、透明度の高い海に加えて、海底が砕けた石灰岩の粉によって白くなり、そこに船の影が映るので、かの有名な“ボートが飛んでいるように見える”、というわけなのです。
 
この美しい海を楽しむためのアクティビティとしては遊泳できるビーチへ行くのも挙げられます。ビーチは島の様々な場所にありますが、空港がある町に一番近いグイッチャ・ビーチも素晴らしい絶景!といえる海の色をしています。町から歩いていくには少し遠すぎる(徒歩30分くらい?)ので、公共バスかタクシー、レンタルバイクなどで行く必要があります。しかしランペドゥーザ島に来たのなら是非行っていただきたいのは「ラビット・ビーチ」です。

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ラビット・ビーチは、世界の美しいビーチで常に上位に入っています(世界一になった実績もあり)。ここはウミガメが産卵にも訪れる浜辺でもあるので自然保護区になっており、ビーチに入れる時間も決まっています。ビーチには日本のような飲食を販売する海の家やシャワー室、更衣室、大音量で流れる音楽など一切ありません。ただ浜辺があるだけです。そこに各自で持ち寄った敷物やタオル、パラソルを設置します。不便だなと思うかもしれませんが、訪れてみるとそれも納得させられる純粋に美しい海が広がっています。ここへは町から車などで約15分の距離です。車やバスの車道から浜辺までは片道15~20分ほど歩く必要があり、往路は下り、復路はのぼりです。大変な行程と思われますがビーチに近づくと、上から眺める海やビーチの美しさを眺められる展望所がありますので、その光景を見るだけでも、ビーチで泳がない方も行ってみる価値はあります。ビーチでは、遠くまで泳いで行かずとも、浜辺に近い場所で魚を見ることも出来ますので、泳がない方も、少しズボンの裾をめくって海に入られることをお勧めします。 (高橋)

その3へつづく

ランペドゥーザ島ツアー特集はこちら

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