「中国の絶景、九寨溝・黄龍へ!」
先日、8月13日発「まだ見ぬ別天地、九寨溝・黄龍とパンダ 8日間」より帰国いたしました。四川航空の直行便で約5時間、豊かな平原の中にあり古くから『天府の国』と呼ばれてきた四川省の成都に到着します。そこからバスで移動し、世界遺産の九寨溝・黄龍へと向かいます。
九寨溝は、原生林が長い年月をかけて造り出した大小100以上の湖沼が点在する美しい渓谷です。1970年代に森林伐採の労働者に発見されるまで、深い原生林の中にひっそりと存在していた秘境です。
下の写真は、九寨溝の中でも一番透明度の高い湖「五花海(ごかかい)」です。
写真でも十分綺麗ですが、実際にこの目で見ると澄んだ青色に心が洗われるような気分になります。現地ガイドの話によると、水中の石灰分が細微な浮遊物と一緒に沈殿する為、極度にこの池の透明度が高いのだそう。その為、水中に差し込んだ可視光のうち、波長が長い赤い光は吸収され、波長の短い青い光が人の目に届き、青色に見えるのだそうです。
一方黄龍は、ロープウェイーで標高3500mまで一気に上り、ハイキングを楽しみながら約700もの石灰石層からなる棚田の絶景をお楽しみ頂きます。下の写真は、黄龍の一番の見どころ五彩池(ございち)です。
その名の通り、エメラルドグリーンの湖沼が龍の鱗のように連なっています。
夏のこの時期は、木の葉が青々としている季節で、爽やかな森林浴をしながらハイキングを楽しむことが出来ました。また九寨溝・黄龍は秋の紅葉シーズンも有名で、赤・黄・茶色の木々と、池の青が美しいコントラストの風景を作り出し、観光客で更に賑わいます。次回は、その紅葉シーズンを狙って、是非再訪したいと思いました。(堤)
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