2016年9月 6日 (火)

大自然と平和で溢れるスイスを訪ねて

先日、「ゆったりスイス周遊12日間」の添乗より帰国致しました。ツアー中に訪れたほとんどの場所で晴天に恵まれ、スイスが誇る素晴らしい景色を皆様にお楽しみ頂くことができました。

 

マッターホルンハイキング

さて、リオ・オリンピック閉会式も終わり、日本は史上最多のメダルを獲得しました。私たちは、オリンピックが盛り上がる最中、アルプス・モンブラン観光の拠点として、ローザンヌに滞在していました。ローザンヌと言えば、国際オリンピック委員会(IOC) の本部が置かれており、オリンピックの首都とも言われています。ちなみに、ツアー中のドライバーはブラジル国籍の方で、オリンピックの首都を舞台に日本・ブラジルの国際交流も果たしました。

 

オリンピック博物館

その他、ローザンヌには国際柔道連盟(IJF)、国際スケート連盟(ISU)、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の本部、ジュネーブには国際連盟欧州の本部が置かれています。

 

何故、スイスにはこれほど多くの国際機関が置かれているのでしょうか。

 

その理由のひとつに、スイスが永世中立国であることが挙げられます。永世中立国とは、もし他国間で戦争が起きても加担せず、自国は中立の立場であることを宣言しています。そして、他国もその中立を保障・承認しています。その歴史は古く、1803年から1815年の間に行われたナポレオン戦争の際、スイスは周囲の列強国に支配されることなく自国の独立を守るために中立を選び、その後のウィーン会議で承認されました。第二次世界大戦中も、スイス最後の将軍アンリ・ギザン将軍は、ナチス・ドイツ側にも連合国軍側にも肩入れせず、戦時中のスイスを守りました。

 

そのため、中立な立場で議論できる、永世中立国であるスイスに国際機関の本部が集まりました。特にジュネーブに国際機関が集まった理由は、スイスはもともと4つの地域が集まって成立した国家であるため、拠点が分散され、政治は首都のベルン、経済はチューリヒ、文化はバーゼル、外交はジュネーブと定められたからだと考えられます。

 

以上の歴史からもわかるように、スイスに訪れると、人と人との関わりによって、アルプスの山々に抱かれたような寛容な優しさを感じることができます。さらにスイスは、人や国だけでなく、自然も大切にする環境立国。そんなスイス人の心掛けから、世界に平和が広がっていくのだろうと気付いた有意義な旅となりました。(松本)

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マッターホルン

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