2016年10月13日 (木)

2億8000万年前の歴史を感じる化石の森(ナミビア)

先日、ユーラシア旅行社の「ナミビア・スペシャル 8日間」の添乗より帰国致しました。エトーシャ国立公園にてドライブサファリを楽しんだり、世界一美しい民族といわれるヒンバ族の村を訪ねたりと、ナミビアの魅力が凝縮された8日間でした。

ナミビアの「ナミブ」とはサン族の言葉で、「何もない」という意味し、
世界最古の砂漠ナミブ砂漠にちなんでつけられています。
実際に移動中は草原や砂漠などの見渡す限りの大自然が広がっており、モンゴルについで世界で二番目に人口密度が低い国であることも実感できます。

今回、ダマラランド地方にある化石の森を訪れました。

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ダマラランド地方は2億8000万年前の大陸移動と地殻変動の影響を受けた地域で、このあたりでは地上に吹き出たよう溶岩が急速に冷却、圧縮されて出来た柱状節理の岩「パイプオルガンの岩」や溶岩が降りかかって熱で焼けて黒くなった砂岩の山「バーントマウンテン」など特異な光景がご覧頂けて、またナミビアの中でも珍しく起伏が激しい地域です。

2億8000万年前の大陸移動と地殻変動は火山活動だけでなく、大洪水ももたらし、コンゴ盆地から流れてきた流木をこの起伏が激しいダマランド地方の山々が堰き止めました。

その後、流木が炭化せずに地下に埋まり木の中の酸素や水素が溶けて化石化(珪岩化)し、風化によって地中から顔を出した木がまるで岩のようにゴロゴロ転がった場所がこの化石の森。

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乾燥が激しいこの地域では微生物の動きが鈍く化石化しやすいだけでなく、化学変化もよく起こり、マツの木の一部が石英や水晶、場合によってはオパールになったりすることもあるそう。
そのため、持ち出されないようにナミビアでは化石化した木を人工的に掘り出すことが法律で禁止されており、実際に持ち出すと実刑になります。

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化石の森といってもアンモナイトの化石があるわけでく、決して派手なものではありませんが、マツの木などの年輪や樹皮など2億年以上昔の植物の化石が間近で見られること、そして化石化したことによって本来の木の倍以上の重さになっている不思議さなど、歴史が育んだロマンをかきたてるものでした。(三浦)

ユーラシア旅行社で行くナミビアのツアーの魅力はこちら

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