2016年10月22日 (土)

地元チェコ人に愛される『ドヴォルザーク・プラハ・フェスティバル』に行ってきました!

ネオ・ルネサンス様式のルドルフィルム

 先日、「チェコ世界遺産と珠玉の町々 10日間」の添乗から帰国致しました。先日ホラショヴィツェの記事を書きましたが、今日は『ドヴォルザーク・プラハ・フェスティバル』の様子をレポートします。
 プラハの音楽祭といえば、『わが祖国』で有名なスメタナにちなんだ“プラハの春音楽祭” が有名ですが、毎年9月に開催されるドヴォルザーク・プラハ・フェスティバルでは、チェコを代表するもう一人の作曲家アントニン・ドヴォルザークに敬意を表し、彼とその弟子たちの作品が演奏されます。
今回は、数週間に及ぶプログラムの中でも、目玉であるチェコ・フィルハーモニーの演奏にご案内しました。
 会場となるのは彼らの本拠地ルドルフィヌム。その中で最大のドヴォルザークホールは、ヨーロッパでも最古のホールの1つと言われ、その音響効果で知られていますが、開演早々その素晴らしさを身を以て体感することになりました。
 というのも、第1曲目のドヴォルザーク作曲『詩篇 第149番』は合唱曲。プラハ・フィルハーモニー合唱団は、管弦楽団に負けない声量、いいえ、ともすればそれをしのぐほどで、その力強い響きに圧倒されました。ドヴォルザークの弟子マルティヌーの『野外のミサ』でも男声独唱でホールが満たされ、鳥肌が立ちました。
 プラハでは毎日どこかでコンサートが行われており、地元の人たちにとって音楽会はとても身近なものだそう。今回も国際的な音楽祭でありながら地元の人が多く、日本人は珍しかったのか「どこからきたの?」と尋ねられることもありました。
ドヴォルザークの『謝肉祭』で締めくくられたコンサートは、沸き起こるようなスタンディングオベーションで幕を閉じ、熱っぽく感想を語る人波がライトアップされたプラハの町に消えていきました。もう一度来たい!と思わせてくれる、素敵なコンサートでした。(松永華)

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