2016年11月 1日 (火)

カリモフっな名物ナンを食す!?(ウズベキスタン)

先日、秋風吹くウズベキスタン「城壁都市ヒワ2連泊と青い都サマルカンド8日間」より帰国致しました。毎日続く雲一つない青空、サマルカンドブルーと称される真っ青なモスクや神学校のドームがマッチして、絵になる風景を毎日見ながら過ごしました。

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 さて、ウズベキスタンと言えば、9月に26年大統領に就任し続けたカリモフ氏のご逝去がメディアを賑わせました。国際世論(欧米諸国)では「最も残酷な独裁者の一人」と称されたり、中川恭子さん著“ウズベキスタンの桜”では「温かい芯の強い眼差しで信頼できる人物」と表現されていたり、その評価は賛否両論。本当はどんな人物なのか?と改めて疑問を抱きながら、秋深まるウズベキスタンへいざ入国!

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ツアー中は、知識も語学力も堪能な日本語ガイド、ホテルのスタッフ、レストランのマネージャーやウェイター達、様々なウズベキスタン人と会話する機会がありました。そしてどの人も、口を揃えて「自分の父を亡くしたようだ」「カリモフ大統領は偉大」「お葬式では家族そろって号泣しました」と好意的な回答が返ってきました。

ガイド曰く、1991年にソ連から独立後、大統領に就任したカリモフ氏は下記を掲げて政策発表。(概略)
(1)教育      (何よりもまず教育だ!国を作るのも人だ!)
(2)国境軍備   (安全があってこそ、安心して国を建て直せる)
(3)国の自給自足(輸出用ではなく、自分たちの分は自らの手で)

 当時は貧しく観光客に物乞いをする毎日だったそうですが、教育を受けた若者たちが生産側に成長した10年後、国は急成長を遂げました。日本人から見ると豊かではないかもしれませんが、自国で自分たちが使う分の石油やガスを採り、農作物を作り、日没後も女性がひとりで安心して歩ける国、ウズベキスタン。大統領が掲げた政策と信念は国民に大きく支持されていることが分かりました。

死後、治安が悪化する!?と懸念の声も上がっていましたが、行ってみるといたって平穏。夜間にライトアップを見にモスクを訪れたり、朝の散歩でモスクのミナレットに上らせて貰ったり、未就学の子どもたちが道端で泥まみれで遊んでいたり、変わらぬ国の姿を確信できた気がします。

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余談ですが、出発前に故カリモフ大統領のニュースや遍歴をインターネットで調べていたら、「カリモフ、メロンパン」という用語がヒットしました。まさか大統領が日本のメロンパンを好きだった!?と驚いていたら、「外のカリカリな部分を先に食べて、次に中のモフモフな部分を相互に食べる」方法をネット用語で通称「カリモフ」と言うそうです。

実は、ウズベキスタンにも、この方法で食べられる主食があります。それは手作りナン(上記写真参照)。日本の白米のような存在のこの「ナン」。サマルカンドでは手作りナンの見学までし、熱々の焼きたてを頂きました。同じく外側はカリッカリ、中はフワフワで、まさに絶品。「カリモフな食べ方をしましょう!」と盛り上がりながら、食したのも今では良い想い出です。
ナンにサワークリームを付けると味は変わり、一緒にウズベキスタン産の赤ワインはいかがでしょうか。2009年メルロー種の「バギザガン」(フルボディ)は絶品。

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この国は、ギリシャからの来る隊商を「まるでギリシャのワインを飲んでいるようだ!」と唸らせた2500年前から続くワインの歴史を持ちます。最近日本でも輸入が始まりました。カリモフ大統領が進めたイスラム戒律寛容化により、お酒もウズベキスタンの旅を一層楽しくしてくれそうですね。(坂岸)

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