2016年11月 9日 (水)

イエスキリストが洗礼を受けた場所は、イスラエルかヨルダンか? その聖地とは。

 先日「憧れのペトラとヨルダン周遊8日間」のツアーから帰国しました。ヨルダンの見どころといえばペトラ遺跡、死海などたくさんありますが、今年から日程に加えられた「ベタニアの洗礼所」は特に印象的な場所でした。

 ヨルダンとイスラエルの国境に位置し、ガリラヤ湖から死海に流れるヨルダン川。イエス・キリストが洗礼を受けたベタニアはここに位置しています。
 では、その洗礼を受けたのは川のどちら側なのか。正解はヨルダン側でその遺構がきちんと残されています。今でこそ訪れることができるこの地域。かつては地雷原でしたが1993年のオスロ合意以降に状況が改善。2000年にはヨハネ・パウロ2世が訪れ、昨年2015年には世界遺産に登録されました。

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 駐車場でバスを降りヨルダン川へむかうと、わずか5メートルほどの川を挟んで、多くの巡礼者が両側で沐浴をしていました。こちら側ではスペインからきたグループがミサを行い、神聖な雰囲気で満ちています。
 ヨルダンとイスラエル、お互いの国民はこの国境を行き来するには査証が必要であり、その査証の取得も困難と聞きました。 しかし、ここはお互いが手を延ばせば握手もできてしまいそうな近さです。 歴史や信仰心の深さを改めて感じるとともに、今の複雑な国境の現状を目の当りにすることができました。

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 現在、このヨルダン側ベタニアは各派の新しい教会が建てられ巡礼者も年々増加しています。将来的にはブッダ・ガヤのような聖地になるのかもしれません。(加藤)

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