2016年12月13日 (火)

パプアニューギニアで最も美しい!マプリックのシンシンとハウスタンバラン

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先日、「パプアニューギニア大周遊8日間」のツアーより帰国致しました。「世界で一番石器時代に近い国」と称されるパプアニューギニアは驚きに溢れる国でした。
パプアニューギニアで忘れてはいけないのがシンシンショー。「シンシン」とは英語の「SING(歌う)」からできたピジン語で、現地の民族舞踊です。800以上の部族が住むといわれるパプアニューギニアでは、部族ごとにシンシンがあり、お祝い事のときなどに行われます。セピック州のマプリックには、ハウスタンバラン(精霊の家)と呼ばれる建物があり、そのハウスタンバランの前で行われるマプリックのシンシンショーはパプアニューギニアで一番美しいと言われており、今回のツアーのハイライトでもありました。

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本来、ハウスタンバランは通過儀礼を行う神聖な場所であり、通過儀礼を受けた成人男性しか入ることが許されていないのですが、特別に、内部を見学させてもらいました。裏口から内部へ進むと、化粧を施した男性たちが激しく太鼓をたたき、足を踏み鳴らしています。迫力あるパフォーマンスに、室内は熱気で満ちていて、薄暗く、狭い密閉空間にいると、異空間へといざなわれるようでした。
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さらに奥の小さな部屋には「チーフ」と呼ばれる精霊の人形が祀られ、両脇には精霊に扮した子供が目をつぶり、ゆっくりと足踏みをしていました。神聖な雰囲気に思わず息をのみました。通過儀礼を受けた男の子たちは、この中で部族の伝統や信仰など学んでいくのだそうです。
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その後、ハウスタンバランの前では、鮮やかな化粧を施した老若男女が総出となってシンシンを披露してくれました。6歳前後の子供たちも大人と同じように化粧を施し、堂々とシンシンに参加している姿はとても印象的でした。彼らは学校にもきちんと通い、それ以外は部族の伝統を親や祖父母から学ぶのだそうです。まだまだ発展途上の国ではありますが、近代文明が急速に押し寄せ、生活にも変化が訪れているなか、パプアニューギニアでは伝統を守りながら暮らしている様子を垣間見ることができました。(市川)

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