2016年12月24日 (土)

南チロル・フィエンメ渓谷でパイプオルガンコンサート♪~オルガニスト吉田愛さん~(イタリア)

12月10日発「南チロルのクリスマスと美しきトリノの休日8日間」のツアーに行って参りました。今回北イタリア・ドロミテ街道の西端にあるボルツァーノから南東にフィエンメ渓谷があり、そこにある小さな村々を巡ってきました。
この渓谷では、ノルディックスキーの国際大会が開かれる場所として有名。さらに周辺の山からの木材が楽器作りの材料となることから、ピアノ工房、オルガン工房、バイオリン工房があります。
この渓谷を訪れたのは、ツアーの大きな目的のひとつ、渓谷にある村にお住いの日本人オルガニスト吉田愛さんによるパイプオルガン演奏を聴くためでした。カヴァレーゼ村の聖母被昇天教会を特別に開けてもらい、バロック時代に制作されたパイプオルガンの部品を20%ほど取り込んで修復されたパイプオルガンを使用しての演奏。贅沢なことに、私たちグループだけの貸切演奏会となりました!そのオルガンからは重厚な音色が教会中に響き渡りました。低音、高音と多彩な音色が重なり合い、先に飛び出した音が教会内に響きながら残る中、新たに生み出された音が混ざり合う特殊な空間でのパイプオルガンの演奏を聴けたことは感慨深いものでした。演奏後は、パイプオルガンを目の前にして吉田さんよりパイプオルガンについてのお話をしてもらいました。

聖母被昇天教会のパイプオルガン

その後、テッセロ(テゼロ)村に移動しパイプオルガン制作工房も訪問。制作中のパイプオルガンを見ることができました。パイプオルガンというと教会の西側や側面にバーーーンと存在感のある大きいものをイメージしますが、個人宅用のパイプオルガンというのもあることを、この度の見学で知りました。

制作途中のパイプオルガン4

今回、制作途中の個人宅用パイプオルガンを見ることができました。完成したパイプオルガンを運ぶ際には、一度ばらしてから運び、現地で組み立てなおすとのこと。そしてちゃんと音が出るかまでを工房の人が確認することなど説明を受けました。小さなパイプから大きなパイプ、手作業で美しく削られた様々な部品。これらが長い歳月かけ人の細やかな手作業で仕上がっていくことを、実際に目にして改めて感動しました。
その後、テッセロ(テゼロ)村にて、村中のあちこちに飾られたプレゼピオを探しながら村の建物の合間を縫う楽しい散策をしました。民家の窓や薪を積んでいる場所などさりげないところにもプレゼピオがあり、発見したときには思わずほっこりした気持ちに。小さなものから実物大(以上?)のプレゼピオもあり、プレゼピオ協会があるほどのテッセロ(テゼロ)村全体で気合が籠った作品の数々は非常に見応えがありました。村自体も中世の洗濯場や細い路地、味わいのある古びた山小屋風の民家など趣がありました。

テッセロ村のプレゼピオ

音楽、自然、食などなどフィエンメ渓谷を五感で満喫した充実の一日となりました。
♪♪♪吉田愛さんのドロミテ暮らしとパイプオルガンについてのブログはこちら♪♪♪
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