2017年1月13日 (金)

1万年の歴史を誇るキプロス島のお正月はまるでクリスマス!?

バシロピタ

 先日、「アフロディーテの休日 キプロス島ハイライト6日間」のツアーから帰国しました。2016年最後の、そして2017年最初に訪れる国となったキプロスは国土が四国の半分ほどしかない地中海に浮かぶ小さな島です。しかしながら、北はトルコから70km、東はシリア、レバノンから100km、南はエジプトから300km、西はギリシャから800kmという地理も相まって、様々な国の文化が混在する1万年の歴史を持った唯一無二の島でもあります。現在でも東西80kmに渡る緩衝地帯「グリーンライン」が国を南北2つに分けており、南側はギリシャ系、北側はトルコ系が暮らす土地となっています。今回ツアーで訪れたのは約95%の住民がギリシャ正教を信仰している南キプロスでした。
 大晦日の夜はリマソールのホテルでガラディナー。ステージでは歌やダンスのショーが行われ、欧米のお客様はノリノリでステージに上がっていきます。カウントダウンが始まり、年が明けると一人一人にシャンパンと「バシロピタ」と呼ばれるケーキが振舞われました。バシロピタは大きなパウンドケーキで、中にはコインが1枚だけ隠されています。切り分けて配られたケーキを食べ、コインを見つけた人はラッキー!という縁起のいいケーキです。私たちにとってはお正月にケーキ?と不思議な感覚ですが、実は1月1日はギリシャ正教版のサンタクロースである聖人アギオス・バシリスの祝祭日でもあります。彼は裕福な身ながらも貧しい人たちに、コインを中に隠して焼いたパンを分け与えていたといいます。それにちなんで幸せのコイン入りクリスマスケーキをお正月に頂く習慣が残っているのです。

クリスマスツリー

 また、ギリシャ正教のお正月はクリスマスの続きの祝日で、街中はまだまだクリスマスモード。至る所にクリスマスツリーが飾られており、キプロスの子どもたちにサンタクロースがやってきてプレゼントをくれるのも1月1日なのです。ちなみに日本ではお正月は3が日までお休みのところも多いですが、キプロスの祝日は元日のみで、1月2日からはどのお店も通常営業。日本とは全く違う雰囲気の中、迎えたお正月でした。(日裏)


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