これぞ、ミニ・タージマハル!(インド)
先日、「インド悠久文明の旅 13日間」より帰国致しました。
今回のツアーはインド第二の都市ムンバイから入り、石窟寺院で有名なアジャンタ・エローラ、ゴールデントライアングルと言われるデリー・アグラ・ジャイプール、エロティックな彫刻で有名なカジュラホと見どころ満載のツアーでした。
そして、インドのハイライトと言えば、タージ・マハル!・・・ですが、今回のツアーでは、
例年より異常に濃い霧の影響で全く見えずお客様に対し申し訳ない気持ちでした。
しかし、こちらのツアーでは、タージ・マハルそっくりの「ミニ・タージ」へもご案内。
実は、このビービー・カ・マクバラーを建てたオーランガバードの皇帝アウラングゼーブの息子アザム・シャーは、この街にタージ・マハルのようなシンボルがほしいと、そのタージ・マハルをモデルに自身の母親の墓を建てました。
しかしながら、タージ・マハル程国費をかけることはできず、規模が小さくなってしまったために「ミニ・タージ」と呼ばれています。
写真を見ると本当にそっくりですが、見分けるポイントは、タージ・マハルは周辺のミナレットより霊廟が高く作られていますが、ビービー・カ・マクバラーはミナレットと霊廟の高さは同じです。
ビービー・カ・マクバラーを見たときはタージ・マハルにあまりにも似ているので、初めて見るお客様はとても驚きます。
今回は残念ながら本物のタージ・マハルをきれいに見ることはできませんでしたが、
ビービー・カ・マクバラーを見て、本物のタージ・マハルを少しでも感じていただけたようなので、少しほっとしました。(保坂)
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