パタゴニアを食す!(アルゼンチン)
どこまでも広がるパタゴニアの大地。景色を眺めながらのドライブは全く飽きることなく、どっぷりパタゴニアに浸らせてくれる。雄大な世界は不思議とちっぽけな悩みなどもかき消してくれ、気持ちや心まで大きくしてくれる。だが、おや、待てよ。
どうやら大きくなったのは内面だけではないようで・・・。
先日、「パイネも訪れる!パタゴニア大自然紀行 13日間」のツアーより帰国しました。
モレノ氷河の大崩落にパイネの山々、最南端ウシュアイアと毎日のように私たちを楽しませてくれました。そしてパタゴニアは景色だけでなく、胃袋までもしっかり鷲掴みされました。それにより毎度毎度行くたびに余計なお土産?を持ち帰る次第です・・・。
心もお腹もいっぱいに満たしてくれるパタゴニアを代表するのは、なんと言っても子羊の丸焼き!アルゼンチン人は牛肉消費量が世界一という牛好きだですが、パタゴニア地方の開拓時代は今のように何でも手に入る時代ではなく、そこに住むガウチョ(牧童)達の主食は羊でした。しかも朝、昼、晩と三食羊だったのだとか。生後2ヵ月半ほどのコリデル種の赤ちゃんを3~4時間じっくり時間をかけて炭火で焼くのが美味しさの秘密。文章にしてみると何とも残酷にも感じられますが、これがまた独特の臭みもなく、ジューシーかつやわらかく最高に美味しいのです!今まで羊は食べられなかったというお客様も大絶賛のパタゴニアの羊肉。現地に行ったら必ず食べるべき料理の一つです。
そしてデザートはアイスクリーム。パタゴニアではあちこちで沢山アイスクリーム屋さんを見かけます。種類が豊富で何を選ぶか迷ってしまうほど。ダイエットは帰国後にして取りあえず最初は「カラファテ」のアイスで決まり。町の名前でもあるカラファテは春~夏にかけて紫色の実をつける灌木のこと。パタゴニアに自生しており、その実を食べると再びこの地に戻ってくるといわれています。少し甘酸っぱいカラファテアイス、アイスでも効果はあるのかな?またここに戻ってくることを願いつつ、味わっていただきました。(岩間)
| 固定リンク
「中南米情報」カテゴリの記事
- サンティアゴ・デ・クーバの魅力(キューバ)(2017.12.29)
- ブラジルの中心に卓上台地を発見!(2017.09.27)
- レンソイス白砂漠、上空から地上から大満喫!(ブラジル)(2017.08.31)
- 中央パンタナールで幻のジャガーに会いに!(ブラジル)(2017.08.15)
- ベリーズ、ブルーホールを泳ぎ、巨大な洞窟を探検!(2017.04.27)
コメント