ベリーズ、ブルーホールを泳ぎ、巨大な洞窟を探検!
先日「ブルーホールを空と海から満喫!カリブの煌めき、ベリーズ周遊8日間」の添乗より帰国しました。現地でよくお客様が、「今度ベリーズに行ってくるね」と周りの人に言うと、「ベリーズ?どこそれ、国?」という質問が返ってくるとおっしゃっていました。確かに、数ある世界の国々の中でも存在感の薄いベリーズ。「ブルーホールのある国だよ」というと、わかってくれる方がちらほらいるくらい。中米メキシコとグアテマラに挟まれたこの小さな国のことを知っている人は少ないのではないでしょうか。そして、行ったことがある人も、ブルーホールの観光だけして隣の国へ、なんてこともしばしば。今回のツアーでは、そんなベリーズに8日間滞在したので、ベリーズの魅力を十分に満喫していただくことができたのではないでしょうか。
ベリーズの旧首都ベリーズシティからボートに乗ることやく2時間、世界遺産の海、ベリーズバリアリーフに到着します。せっかくベリーズまでやってきたのなら、この海でのんびりして頂きたいものです。沖の方へ進むにつれて海の色がどんどん透き通ったエメラルドグリーンに変わっていきます。きらきら輝く海を見ていると、エイが泳いでいる影や、トビウオが見えました。そして私たちを歓迎するかのように表れたイルカの群れ!ボートを追いかけるように、何度もジャンプをしてその姿を見せてくれました。これにはお客様も大喜び!イルカを始め、様々な生物が住んでいるこの海。なんと、出会うことはできませんがマナティーも生息しているのです。
エメラルドグリーンの海に浮かぶ、ハーフムーン島という小さな島でボートを降り、ここでシュノーケリングをします。たくさんのスタッフが手取り足取り教えてくれ、サポートも万全。救命胴衣もあるのでまったく泳げない方も楽しめます。サンゴ礁にはたっくさんの魚!
ゆったりと泳ぐエイがすぐ近くを横切ったりすることも。
ここだけでも、日本ではなかなか見られないような美しい海の世界が満喫できるのですが、ここでのシュノーケリング体験はほんの序章にすぎません。ブルーホールでシュノーケリングをする為の練習でもありました。ハーフムーン島からまたボートに乗って30分の所に、グレート・ブルーホールがあります。遊覧飛行のイメージが強いブルーホールですが、水面下も素晴らしいもの。サンゴ礁のなかにぽっかりと空いた穴は深さ約200メートル。ホールの淵をぐるりと周るように泳ぎました。淵はサンゴでびっしりと彩られ、時を忘れてしまうような美しさ。
もちろん遊覧飛行もお楽しみいただきました。一度泳いだとなると、やはり感動もひとしお。
海から離れがたく感じてしまうほどですが、陸の観光も盛りだくさんです。今、一部の旅行者の間で注目を集めている、アクトゥン・チュニチル・ムクナル洞窟(通称:ATM洞窟)にも行ってまいりました。なにやらお金のにおいがするこの洞窟。古代マヤの人々が儀式にも使っていたふる~い鍾乳洞です。ここでは、なんと、インディ・ジョーンズばりの大冒険ができるのです。残念ながら、カメラの持ち込みが完全に禁止されているので写真はないのですが、深い川を泳いで渡り、1時間のジャングルウォークの末、姿を現す鍾乳洞に、救命胴衣とヘッドライトを装着して入っていきます。洞窟にたどり着くまでも、辿り着いてからもアドベンチャーの連続!!光の無い洞窟の中を進むこと約3時間、中に広がる鍾乳石の空間に息をのむほどでした。そして、岩をよじ登ったり、洞窟の中の水たまり(足がつかないほど深い)を泳いで渡ったりしながら、また外の光に当たった時には、何とも言えない不思議な高揚感に包まれました。これはもう、本当に言った人にしかわからないものだと思います。とにもかくにも、冒険の連続した、ベリーズ周遊でした。(留置)
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