古き良き時代へタイムスリップ?!レトロな街ホイアンでノスタルジーに浸る(ベトナム)
先日「ベトナム周遊~フォンニャケバン、ミーソン遺跡も訪問~11日間」のツアーより帰国致しました。
縦に長いベトナムを北部から南部にかけて、1000以上の奇岩が浮かぶハロン湾で1泊2日のクルーズ旅をし、世界遺産フォンニャケバンの大迫力の鍾乳洞を見て自然の力に圧倒されました。
そんな見どころ盛りだくさんのベトナムで、最も癒されたのはホイアン夜祭です。
ホイアンは、18世紀に建てられた古き良き街並みが現在もそのまま残されており、1999年に世界遺産に登録されました。
ホイアン夜祭とは、ベトナム暦の旧暦で毎月14日の満月の夜に開催されるランタンフェスティバルです。
夕方ごろホイアンへ到着すると、町中がランタン(提灯)でいっぱい。それまでの風景とがらりと変わり、町全体がお祭りムードです。
夜になって市場やお店の通りへ行くと、ランタンに明かりが灯され、幻想的な景色が広がります。どことなく懐かしい雰囲気の通りの側のトゥボン川は、灯篭流しをすることもでき、様々な願いを乗せた灯篭はどこまで行くのだろうかとぼんやり眺めました。
ノスタルジックなムードに包まれたのもつかの間、向こう岸へ渡るアンホイ橋には人、人、人!
そして人をかき分けようやくたどり着いた提灯屋さん。色も柄も多種多様な提灯がずら~っと釣られ、その一つ一つはお店の方の手作りなのです。
私の好きな金子みすゞさんの「みんな違ってみんないい」という詩の一節にあるように、細かいデザインを見ていると、それら一つ一つの彩りに目を奪われ、時が止まったように感じられました。
翌日、日中にホイアンの町へ出かけると、レトロでカラフルな建物と、女学生の真っ白のアオザイの制服や美しいブーゲンビリアの花とのコントラストに魅了されました。
2世紀にチャンパ王国の港としてつくられ、16世紀には中国、日本に加えてポルトガル、オランダなどのヨーロッパ諸国の商船も多く来航する国際貿易の中心として栄えたホイアン。昼と夜の二つの顔を持つ魅力たっぷりの町でした。(西澤)
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