イランの新たな世界遺産を訪ねて
先日「煌めきのイランハイライト10日間」から帰国致しました。今回のツアーでは世界の半分とも称されたイスファハンや中東の3Pの一つペルセポリス、そしてカシャーンではかつてのお金持ちの人の家をホテルに改築した邸宅ホテルに宿泊するなど見どころ満載のツアーです。その中でも注目は、昨年世界遺産に新たに登録されたペルシャ式カナートです。
カナートとは、地下水路システムのことで、砂漠地帯や乾燥地帯でよく見られます。
このカナートの仕組みはイランが発祥の地ともいわれており、現在でもイランには3万ものカナートが存在しています。その中で昨年2016年、世界遺産に登録されたのは、11か所。
そのうちの1カ所ヤズド近郊にあるザラック・カナートを見学しました。
地元の方に聞き、案内してもらうと、畑の中に突如、穴が見えました。世界遺産に登録されてからまだ日が浅いこともあり、全く観光地としての整備はされておりませんが、穴をのぞき込むと水が流れておりこれが、長いものだと全長28キロもの距離を水を運び続けることに驚き感動しました。次に行くときには、世界遺産として周りも保護されているかもしれないなと思い、昔から続く素朴なカナートを見られてよかったなと感じると共にまたこの地を訪れるのが楽しみになりました。(竜崎)
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