2017年4月17日 (月)

ローマでバロック美術の巨匠ベルニーニの作品を巡る

先日、「ローマ2800年の歴史に学ぶ 7日間」より帰国しました。
何処を切り取っても絵になるローマの街は一泊や二泊では足りない!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ローマに5連泊し、古代ローマからバロック、近代までローマの2800年の歴史を毎日テーマ毎に深く掘り下げてご案内致しました。
アッピア街道やパンテオンなどの古代ローマ時代の遺構、普段ご案内する事が少ないヴァチカンのピナコテーカ(絵画館)やラファエロの間などもそれぞれ各時代の意向が反映されており、素敵な場所でしたが一番印象に残ったのが、ローマの至る所で見るバロック美術の数々です。

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その中でも、ローマで50年以上に渡り建築、モニュメント、彫刻など様々な分野で多くの傑作を残した人物がイタリアのバロック美術の巨匠ベルニーニ。
『ベルニーニはローマの為に生まれ、ローマはベルニーニの為にある』とローマ教皇に言わしめ、ローマ教皇の庇護を受けながら
臨場感溢れる作品を作り出しました。
彼の作品はスペイン広場「舟の噴水」や、ローマで一番大きいナヴォーナ広場の「四大河の泉」、サン・ピエトロ広場など主要な観光地に点在し、ローマを巡ると自然とベルニーニの作品に出会う事が出来ます。

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ベルニーニの作品の特徴は瞬間的な表情や動作、物の材質感を大理石で表現する他には類を見ない技法。
特に瞬間的な表情を表しているベルニーニの代表的な作品がサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会にある「聖テレサの法悦」です。
矢に心臓を射抜かれ法悦に陥った聖女が天使と共に宙に浮かび、天上からの光を浴びて神秘的な姿を醸し出しています。

ベルニーニの作品を見ていると、時代背景やミケランジェロに受けた影響など考えずともハッと心を奪われてしまう瞬間があります、。
イタリアのバロック時代はベルニーニと共に発展し、彼と共に衰退していきました。しかし、古代遺跡が残る古き都ローマはベルニーニの手によって壮大なスケールと絢爛豪華な装飾にあふれる美の都へと変貌を遂げ、その姿は現在も多くの人々の心を捉えています。(三浦)

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