快適24時間、船の旅(小笠原)
先日、「父島・母島2島充実滞在、小笠原の海・陸大自然 10日間」より戻りました。
東京都でありながら本土とは1000キロ離れた小笠原。「丸一日船に乗るの?」「船以外に他に行く方法はないの?」これまで聞かれたことは数知れず。航空路がない小笠原へは観光客はもちろん島に住む島民の足として、また物資輸送の手段として活躍するのがおがさわら丸なのです。独自の進化を遂げてきた貴重な動植物やボニンブルーの美しい海など山にも海にもその見所はつきない小笠原。そろそろ北の海に戻ってしまうザトウクジラも私たちの期待に応え潮吹きからブリーチ、水中集音マイクでクジラの歌まで聴けると言う特典?付きでした。魅力溢れる小笠原、しかしそこには行く為には、1000キロ・24時間船の旅!は必要不可欠なのです。
去年6月に2代目おがさわら丸よりバトンを受け継いだ3代目。2代目は何度か乗船しましたが新造船は初めてということもあり船の長さを憂鬱に思うよりワクワクする気持ちがあっさり勝利。間もなく就航1年が経過しますが船内はまだまだ新しく、何もかもがキラキラしていました。
展望ラウンジやお店も充実。船内散策を終え少し休憩、と寝室へ。ここに以前と比べ段違いの変化がありました。かつてのツアーで使っていたおがさわら丸の2等和室は雑魚寝部屋。マットに寝ころぶと頭のすぐ上、足元に、また右に左に寝返りをうっては知らぬ殿方のお顔や足が目の前に・・・。
さすがに「おぉっ」と一瞬なります。直立不動の寝姿で天井を仰ぐ。そこで添乗員の特技でもある“枕が変わってもどこでも寝られる”を有効活用したため夜はぐっすりでした。などと言っているものの実際私はあまり気にしておらず雑魚寝も今となっては良い思い出だなぁとしみじみ。3代目の2等寝室にもできた仕切りだけでゴロンとした時のホッと感に「あぁ、やはりこんなにも違うのだな」と感じました。一番重要なプライベート感、かなり充実です。少しは小笠原までの距離が縮まったのではないでしょうか?!(岩間)
| 固定リンク
「日本情報」カテゴリの記事
- 特別開帳が目白押し!八十八面観音巡礼(奈良)(2017.11.30)
- 私が見つけた熊野古道伊勢路、3つのキーワード(三重)(2017.11.24)
- これぞ日本一、秋の夜空に輝く花火(2017.10.12)
- これぞ三河の粋!“炎の祭典”手筒花火(国内旅行)(2017.09.21)
- 一千年もの歴史!雅な世界観にうっとり。(京都、祇園祭)(2017.08.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント