2017年5月18日 (木)

オランダのヴェネツィア!?ヒートホールンで運河クルーズ

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先日、「ベネルクス物語15日間」の添乗より帰国致しました。今回の旅は、年に一度の花パレードを見学したり、期間限定開園のキューケンホフ公園やラーケン王立植物園を満喫したりと花三昧、さらに、美術館や旧市街歩きで文化歴史も味わえる、ベネルクスを網羅したツアー。その中でも特に印象に残った場所がヒートホールンです。

ヒートホールンという町で有名なのは、町の交通網となっている水路を利用した運河クルーズ。この小さな町では道幅が狭い為、車の乗り入れはできず、メインの移動手段は小舟。町の家々の間には細い水路が通ります。

船乗り場から運河クルーズが出発すると、水面に反射する木々や空の雲など幻想的でお客様からは感嘆の声が漏れます。古いもので築300年の茅葺の屋根の民家やよく手入れされた庭などを船から間近で見学。しばらく進むと、町の中心には古い教会。この村では教会で行われる結婚式の際、新郎新婦は小舟で教会まで向かいます。町の中心の水路を抜けるとそこにはボーレンヴィド湖が見えてきます。このあたり一帯は1400年代、燃料用ピートを掘り出す村。ピートとは石炭の前の段階で鉱石ではなく、泥の一種。植物質が炭化したもので燃料や肥料として使われました。そのピートを掘り出す際に多くの山羊の角が出土し、村の名前ヒートホールンの由来に(ヒート=Geit=山羊、ホールン=Hoorn=角)。泥炭湿原では乾季には牧畜や農業なども行われてきたそう。その後、かつて湿地帯だった場所が1600年代に湖となり、ボーレンヴィド湖と呼ばれています。オランダは泥炭湿原の上に砂がつもった大地。この村も昔から、泥炭と水の資源の恩恵を受けてきました。

ところで、この町は海沿いの町ではありません。海水と川水を分ける大堤防の内側、大堤防からは約100キロ南にあります。もちろん水質は淡水で、川魚がとれるそう。(長田)

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