2017年6月 8日 (木)

ドッキドキの橋渡り(徳島・祖谷)

先日、「阿波の絶景、大歩危・小歩危 祖谷とこんぴら参り 3日間」より戻りました。
徳島・鳴門では世界最大のうずしおを“渦の道”渦上45メートルの海の上、下を覗きながら歩いたり、奇岩の間、大歩危峡を川の流れにのって遊覧船。香川の琴平では讃岐の金刀比羅宮、こんぴらさんを参拝。うどんのいい匂いを嗅ぎ、讃岐平野の景色を眺めながらの思い出の785段。本当に実りの多い3日間でした。

その中で最も印象深かったのが奥祖谷の二重かずら橋でした。
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昔、平家一族が馬場での訓練に通う為に架設した橋は追ってから逃れる平家の落人が楽に切り落とせるようにシラクチカズラで編んで作られたそうな。観光地としても有名な祖谷のかずら橋。ここより更に奥へ奥へとバスを走らせること約1時間。先ほどまでいた他の観光客の方はどこへ行ったのだろうか?静まり返った森の中からは鳥の鳴き声と川の音だけが聞こえてくる。奥祖谷にも残るかずら橋は一方通行で渡るかずら橋と違い男橋、女橋の二重かずらだけでなく、野猿と呼ばれるロープを自分の手で引っ張り対岸へ移動する人力ロープーウェイなるものもあるのです。下はすけすけ。橋の間隔では大人は絶対に落ちることはないからと言われても足がびくびく腰はひける。皆でキャーキャー言いながら
2本の橋を渡り最後は野猿も挑戦!と、空気が澄みきった自然の中で童心に戻って楽しむことができました。

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奥祖谷が印象に残った理由の一つに二重かずら橋近郊にある“かかしの里”の影響も大きかったと思います。最近テレビでも放送されていたかかしの里。もともとは畑にくる野生動物を追い払う為に作り始めたそうだが今では住人?畑仕事をするかかし、バス停で待つかかし、結婚式をあげているかかし・・・。今にも動き出しそうな、お喋りする声が聞こえてきそうな、メルヘンな空間。愛情いっぱい注がれた、かかし里はそんな場所でした。(岩間)
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