2017年7月25日 (火)

英国で贅沢な午後のひと時を

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先日、「英国物語15日間」の添乗より帰国致しました。スコットランドから旅は始まり、新世界遺産にも登録された湖水地方、ハニーカラーの可愛らしい家が並ぶコッツウォルズとイギリスの魅力を堪能してきました。
さて、イギリスと言えば、やはり紅茶のイメージが強いのではないでしょうか。大航海時代が始まり、1610年頃オランダの東インド会社が中国茶を持ち帰り、西欧諸国に広まります。イギリスでは「万病の秘薬」として最初にお茶が売られ始めます。その後、1662年にチャールズ2世に嫁いできたポルトガル女王のキャサリンがお茶に大変貴重だった砂糖をたっぷりいれて飲むという贅沢を毎日繰り返したそうです。それが貴族の間で大流行。最初中国から伝わったのは緑茶でしたが、次第にウーロン茶や発酵の度合いを強めた紅茶が人気になります。英国貴族の社交場となっていたコーヒーハウスが商品として販売を始め、次第に大衆化して一般家庭にも広まっていったそうです。
そして、最近は日本のホテル等でも楽しめるようになってきたアフタヌーンティー。ご存知の通り、イギリスで生まれた文化です。始まりは1840年代。その頃イギリスでは食事は朝食と夜8時以降の夕食の2回。ベッドフォード伯爵夫人アナ・マリアは、空腹を紛らわせるためにお茶と軽食を午後3時頃に食べるようになります。その後、友人を招き、美味しい紅茶とサンドイッチなどの軽食とお菓子を味わいながら談笑し、優雅な午後のひと時を過ごすという習慣が貴族の間で広まりました。

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ツアーでは、マナーハウスで伝統的なアフタヌーンティーを楽しみました。紅茶がサーブされて一息つくと、ティースタンドがテーブルに運ばれてきます。一番下の段にはシンプルでさっぱりとしたサンドイッチ等軽食、二段目には焼きたてのスコーン、一番上に一口サイズのケーキや焼き菓子が並べられ見ているだけで気分が高まります。下の段から順番に食べ進んでいくと、あまりのボリュームにびっくり。日本人の考える「3時のおやつ」とは異なり、通常の食事と変わらないほどのボリュームがあるかもしれません。しかしながら、当時の貴族になった気分で、お菓子と紅茶をたっぷり頂くと会話もより弾むような気がします。たまにはこんな贅沢なひと時もいいものです。(市川)

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