2017年8月 8日 (火)

鮮やかな黄色に元気が出る!青海省とチベットの菜の花

先日、「チベット青海鉄道ハイライト8日間」のツアーより帰国致しました。7月は、菜の花のベストシーズンで、至る所で菜の花畑を目にしました。

まず、中国・青海省の名前の由来となった青海湖に向かう途中に、数々の大きな菜の花畑が広がっていました。飾りを付けたヤクや馬を連れている現地人、フェイスブックやインスタグラムに投稿すべく気合十分の若い観光客、中国ならではの賑わいを感じます。

青海湖の菜の花

見渡す限り広がる青海湖の大きさは、周囲360キロ、面積4500平方キロと中国最大で、日本一大きな琵琶湖の6倍もあります。地球上では、アメリカ合衆国のグレートソルト湖に次いで2番目に大きな内陸塩湖です。標高3,200メートルにある青い湖は、日本の暑い夏から一変、ひんやりと涼しさを感じました。
湖には、昔から魚が生息していますが、青海湖裸鯉と呼ばれる鯉は、現在中国国内の絶滅危惧種リストに入っており、2002年から稚魚の養殖をしています。今年は7月5日に、稚魚の放流がおこなわれました。また、現在魚は産卵期に入り、現地の人々が、河川内に引っかかってしまっている魚の救助活動をおこなっているそうです。また、ゴミ拾いなど自然を守る取り組みも積極的に行われています。そんな協力もあってか、青海湖の水質とその周辺の公園はとても綺麗でした。
天・風・火・水・地を表す5色の祈祷旗のタルチョが風に靡き、大きなロール状の経文が納められている仏具のマニ車が回転している様子を見ると、これからチベットに行くぞ~とわくわくしてきます。

青海省の観光を終え、青海チベット鉄道で青海省・西寧市からチベット・ラサ市を目指しました。この青海チベット鉄道でも車窓から菜の花畑を見ることができました。
まず、列車で朝を迎え車窓を見渡すと、そこは中国最後の秘境「ココシリ自然保護区」。西寧市の街から離れ、すっかり大自然の中です。ココシリ自然保護区は、ちょうどツアーが出発した頃にユネスコの世界自然遺産に登録されていました。酸素濃度は低地の半分という過酷なこの地で、チベットガゼルやチベット野ロバ、ヤクなどチベット特有の野生動物を見ることができます。しかし、ここに生息するチベットカモシカは絶滅の危機に瀕しており、密猟者と戦う山岳パトロール隊の姿が映画にもなっています。
ココシリ自然保護区を過ぎた後も、鉄道の最高地点タングラ峠(標高5,072メートル)やチベット屈指の聖山ニェンチェン・タンラ山脈(主峰7,162メートル)など壮大な自然を楽しめます。そして、標高が下がっていくうちに再び菜の花畑に入り、私たちを出迎えるかのように菜の花が咲き乱れていました。もう少しでラサに到着です。23時間を同じ客室で過ごした方々とこの最後の時間を楽しみました。

青海チベット鉄道からの菜の花

今回は、菜の花が咲き乱れる青海省とチベットのこの時期だけの姿を見ることができました。また、これらの綺麗な景色は、現地の人々の自然保護の心がけによって成り立っていることにも気付き、壮大な自然と現地の人々の姿を見て、私自身も生命力が湧き上がってきました。帰国してからも、元気が続き、身体がふわっと軽く感じました。(標高3,000メートル以上の地から帰ってきたからでしょうか。)やはり、チベットはパワースポットだと実感しました。(松本)

ノルブリンカ

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